第277話 今日もお雑煮、おせちと水炊き。

 明けて、1月2日。初夢や、如何に。一富士二鷹三茄子とも申しますね。

 寝台特急「富士」の食堂車から、富士駅の向こうの富士山を見ながら、ホームの屋根の上を飛ぶ鷹を見て、テーブルにはなぜかなすびの漬物で、御屠蘇。

 そんな夢見られたら最高だなと思う、今日この頃。


 さて、書入れ時の今のおっさんの私ではなく、昭和の自由の森のお正月へ。


 朝は、昨日と一緒で雑煮。

 全国各地、家庭それぞれにお雑煮の味は違うと言われておりますね。

 自由の森のおぞうには、ごく普通の、典型的なお雑煮。特別な変哲はないよ。

 と、変哲にあふれる物書きのおっさんの講評でした。


 昼はまあぼちぼちおせち。

 そして、その日の夜はなぜか、水炊きでした。

 これは、自由の森が丘の上に移って程ない頃からの習慣。

 移転前のこの日の夕食は、どうだったかは不明。

 なんせ今や作家となった元少年、この日は短期里親の過程に行っていたから。


 ともあれ、こうして正月の2日目もすぎていきました。

ってか、あと1日だね。

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