冬の窓辺に咲く薔薇のよに 昭和の自由の森の年明け
第276話 自由の森のお正月
新年あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。
Happy New Year!
全国津々浦々、否、世界の津々浦々から響く声、声! 乞え?
何を乞うかって?
そらあんた、あれよ、アレ。お~ん。数えで一つ年を取ったな。
そう、お年玉ってのがありますね。
ビー玉を落として見せてお年玉なんて言ったら、・・・ですね(苦笑)。
さあここは、自由の森の集会室。
朝は9時ごろから、ぼちぼち、新年の挨拶。
そして、この地に残っている子どもたちにお年玉を配り、御雑煮。
集会室の津々浦々に設営されたこたつで、いただきます。
お年玉ってね、前日に、男性の児童指導員さんが用意されます。
お金を入れるだけの仕事。誰にでも、できます。
ですが、ミスは許されませんからね。
責任問題になったときに備え、丁寧に新札を折ってお年玉袋に。
こういう仕事ね、学習塾でもありました。お金じゃないけど。
お金じゃないけど、対価をいただいている仕事の報告です。
相手にとっては1対1だけど、こちらにとっては特定とは言え1対多数。
一緒になって浮かれているだけで完結しない仕事であるという点では、
その児童指導員さんも私も、同じ道を歩んできたわけです。
人の楽しみや良い成果を提供するためには、
こういう、地味だけど確実な仕事をやっていかなければなりません。
今年もしっかり、迅速で丁寧な仕事を心掛けてまいりましょう。
御安全に!
今年もよろしくお願いいたします。
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