　自由の森は、子どもたちを群れさせ、集めては、何かやる。

　その繰り返し。

　手っ取り早いのは、そう、これ。

誕生日会

　毎月、何人かは誕生日を迎えます。

　入所児童、つまり子供が７０人近くもいれば、平均しても、

　月に６人平均で、誰かが、誕生日。

　その子を舞台に上げて、何やら、恩着せがましく、

　担当保母がプレゼントを渡す趣向。

　それで後は、適当に会食。

　終われば、それまで。

　他にも、サプライズ的に外食を入れてみたり、

　スケート場に行ってみたりとかもあったかな。

　まあ、そんなこと、たいして覚えていないね。

　そんなことよりも、自分で切り開いて得たもののほうが、

　確かに、今もって自分の血肉になっているのは確実やね。

・・・、ってことのようです。

　愛想なしで、申し訳ないけど。それが、現実です。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい