第155話 学校に行き出すと・・・

 2学期が始まって、2日目。9月2日。

 今年はたまたま土曜日。今時ならお休み。

 あの頃はと言えば、どのみち昼まであった。

 ま、昼過ぎに消滅するわけではないのだけど。


 いずれにせよ、学校に行き出せば、そのうち、

 まあ、そういうものって感じになって来るもの。

 夏休みの頃の感覚なんて、3日もすればほぼ消え、

 学校に行くのが当たり前、って感じの感覚の状態に。

 そんな感じの感覚の状態の状況になれば、占めたもの。


 占めたものって、誰がそう思うかって?

 そんなもん、子どもは意識なんかしませんよ。

 大人に決まっていますって。そらあんた、そうよ。

 これで、昼間は職員を休ませられて、手間なことなし。

 あとは、学校に丸投げしておけば、たいていどうにでも。

 そう、どうにでもなって日が過ぎて、給料がもらえますわ。


 学校に慣れている小学校も高学年ともなれば、

 何だか、嵐の前の静けさを感じる時期でもあった。

 なんか知らんが、何とかの秋のエトセトラだらけだぜ。

 勉強の秋に始まって、運動の秋、食欲の秋、性欲の秋??

 あ、最後のは冗談。ごめん。不純異性行為はだめですがなぁ!


 とにかく、12月の年末までひたすら、学校に通うのねん。

 それに、9月は、運動会に向けてひたすら、ひたすら、毎日、

 勉強そっちのけくらいの感覚で、運動会の練習するのですよね。


 いくら9月が週末近くで始まっても、

 日曜が過ぎれば、いよいよ、その嵐が少しずつやってきます。

 とにかく、騒ぐべくして騒ぐような感じで、乗り切っていこう!

・・・、ってか?

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