第134話 有象無象の音

 季節を問わず、自由の森の中では、

 いろいろな音が飛び交っています。


 子どもの声、時に泣き声。

 テレビの音。

 炊事場の音。

 事務所の黒電話。

 保母の声。時にヒステリックに。

 連動して子どもの泣き声。時には怒鳴り声。

 幹部職員の声。まれだけど、怒鳴り合いも。


 そんなところが、「おうち」だって?!

・・・???

???・・・

 ありえないよ、・・・、なぁ。


 今日は、8月12日。

 お盆の前日。

 結構、子ども部屋の数は減っているな。

 少しは、静かになったかな? ってか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る