第11話 夕食後の、おやつ

 日中保育に行く幼児は別だよ。

 で、小学生以上の子らは、3時のおやつなんてわけにはいかない。

 学校があるからね。


 それじゃあ、しょうがない。

 そこで、そのおやつ、午後7時過ぎに食べるようにするわけ。


 養護施設ってところは、食事を作るにも人件費がかかっている。

 あまり遅くまで炊事場の人に残られても困るのよ。

 そこで、17時30分には夕食ってことになる。


 幼稚園くらいまでのガキやジジババなら、それでもええやろ。

 あ、わしもジジババな年になりつつあるな~苦笑。

 しかも、朝が早くなってきましてなぁ~わっはっは。

 そりゃええけど、育ち盛りの子らがそんなハヨから飯など食えんわ。

 まあ、小学生くらいならまだしも、中学生や高校生は余計によ。


 でな、それでもあまりだということで、その時間に「おやつ」を食べる。

 腹減って眠れんなんてことになられても困るからや。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 子どもらなんざ、何か食わせときゃおとなしくもなろう、ってか?

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