第41話 強くなって帰ってきたよ~

「たしか、剣での攻撃と回復魔法と火魔法が使えましたよね…」


「先程の毒魔法?、無属性魔法、爆裂魔法これで全てですか?」


「全てじゃねぇ‼それよりも、お前はなぜ生きている・・・」


「はぁ…何も知らないんですか・・・ならば、知っている人に訊くだけですよ」


「なんだとっ!?知っている人…もしや・・・」


「その反応だと正解なんですね~」


「なぜわかった?調査系のスキル持ちか?」


「冒険者の手札を答えるわけないでしょ!

 鑑定ならばしてみたらどうですか?」


「あぁ、、、!?がはっ・・・おぃ・・・おい!!」


「どうしました?鑑定できましたか?」


「鑑定できなかったよ!何故、鑑定した俺が攻撃受けているんだ?」


「疑問ばっかりぶつけてくるんですね~

 時間稼ぎですかね?まぁ、良いですけどね」


「俺は、なにも攻撃していないよ」

 恐らく、文字化けの何かが発動したんだろうね

 俺にもわかんないからわかるなら教えてほしいよ


「そうか・・・わかったよ!」


「オーバーヒール!アイアンゴーレム召喚‼ゴーレム生成!」


「がはっ・・・ほう…そうゆう使い方もできるのか…」


「キイィィィィィン・・・」


「ヒュッ・・・キイィィン!」


「ピキピキピキ…ドサッ・・・」


「・・・シュッキイィィン‼」


「パラパラ・・・ドサッ・・・」


「オーバーヒール!」


「グハッ…クソっ‼なぜ殺せねえっ!なぜ同じ魔法をお前も使える!?」


「はぁ…理論がわかったから試してみたらできた」


「敵に悟られないように攻撃するなら、魔法を改良したほうがいいと思うよ」


「俺としても、魔法についてわかんないことだらけだから助かるよ!」


「魔法の改良は、今後の課題にするよ!」


「それより、もう魔法は使えないの?剣での打ち合いがご希望かな?」


「ハァハァっ…MP切れだよ!クソっ!

 お前の放った魔法で腕が使い物にならねぇから剣での打ち合いも無理だな」


「仕方がないな…今回だけだぞ!完全回復!」


「おいっ!命を狙っている奴を回復するなんて正気か?」


猫宮「敵を回復し始めましたね…」

雨無「終わったのか?」

千尾「いや、これは神山の好奇心だろうな。。。」


「回復ありがとう!神山、MPはまだあるのか?」


「はい、まだ大丈夫ですよ!なので、満足行く迄できますよ!」


「なるほどな…これは、上の奴らが躍起になっって狙うわけだな」


「始めるか…来い、魔剣!ラグナロク!」


「氷剣!」


千尾「あいつらの邪魔にならないようにもう少し離れるぞ!」

「了解」

「わかりました」


「カキィン‼」


「ほう…」

「なるほどな…」


「「やるな!」」


「キイィィン‼」


「キイィィン…ピシッ・・・」


「こんなものか?」

「いやいやww打ち合いできるだけ成長したでしょ…」


「さすがに強いな・・・」

 剣にヒビが入ってしまった…衝撃が強いからかな

 なにか…打開しなくては…


「水剣創造…水剣!ふんっ!」


「はっ!?なんだそれは・・・威力がバカけてる!」

「こんなものじゃないでしょ!S級冒険者の原永さん!」


「あぁ…そうだな・・・」

 ヤバいぞ。。。魔剣開放なしで出せる威力かよ…

 あの剣を折るか!


「パチン…」


「んっ?剣をしまった?もしや…」

「・・・シュッッン‼」


「ポタポタ…はぁはぁっ…完全回復」


「腕を持っていかれるとは思わなかったよ!

 さっきのは、居合斬りですか?」


「あぁ、そうだ!よく知っていたな!

 避けられるとも思わなかったぞ!」


「咄嗟に避けましたが、間に合いませんでした!」


「攻撃をくらってみる方が痛みや威力がわかるのでおすすめですよ!」


「俺も居合斬りできるかな??うぅん。。。手加減できるまでやめておくよ」


「なんだ?挑戦しないのか?」

「本気で放つとダンジョンに影響が出そうだからやめておくよ…

 それに、原永さんを生き返らせるのが面倒なんで・・・」


「随分な自身だな!俺に向けて攻撃じゃなくていいから本気で放ってみろ!」

 お手並み拝見してやるよ!


「わかりました…本当に良いんですね?」


「あぁ!」


「自分の身は自分で守ってくださいね!責任は取らないので後はお願いしますね!」


千尾「雰囲気が変わった…自分の身は自分で守れよ‼」

やべーぞ、、、、


雨無「守りを固めないとヤバそうだな…」


猫宮「オーラが膨れ上がってるわ‼」


「おいおい、どこまで膨れ上がるんだ‼」

 こいつの本気の一撃に俺は耐えれるのか?・・・


「魔剣創造…魔名開放グラマ!」


「エンチャント…斬撃強化、ダメージ増加!」


「いくぞっっ‼」


「フンッ…キイィィン・・・」


「パラパラ・・・」


「・・・」


「はぁ。。。どうですか?一つだけしか放ってないからまだまだですよね」

 衝撃波が弱い‼だめだ。。。


「剣での一撃、大変素晴らしかったよ!

 剣の衝撃波で、このダンジョンの下層が貫かれてる威力はヤバい…」


「俺は大人しく、あいつらに全ての情報を話すよ。。。

 だから、あの一撃を俺に放たないでくれよ!」


千尾「・・・威力やばっ…」

雨無「・・・なんだあれは…」

猫宮「凄い!圧倒的ですね!!」


――――――――――――――――――――

幾ら低級ダンジョンだといえど層を貫き見開きにする一撃とは…


神山君強くなって帰ってきました!!

次回はどうなるんでしょうかw


投稿遅くなってしまい申し訳ありません・・・


期待に応えれるよう尽力いたします・・・


読んでいただきありがとうございます!


たくさんの人から読んでいただいて、感謝感激です!


少しでも面白かった!続きが気になる!


よかった!と思っていただけたら、ページの下から応援や☆で称えるから☆を入れていただけるとありがたいです!!


ぜひこれからもよろしくお願いします!



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