第10話 初戦闘を終えて

殺気立っていたのが一瞬にして消えた・・・


自分に向けられていた訳じゃなかったから、通り過ぎたが

一体何が起きていたんだろうか


まぁいいや!夕日が沈みかけているからギルドに行って報告しよう


「お待たせいたしました」


「カレンディオ10束採取とゴブリンです」


「カレンディオ10束確認いたしました!


ゴブリンですか左耳を採取していただくか腰布を持ってこられる方が多いですね…

未解体の状況でギルドに持ってこられる場合は全て買い取りますがどうなさいか?」


「全て買い取りでお願いします」


「採取クエスト報酬が3,500円ゴブリン500円

 合計4,000円です!振り込み済みです!」


「ありがとうございます!

 受付嬢さんのお名前教えていただけないでしょうか?」


「失礼いたしました…私はやなぎ花蓮かれんです

 よろしくお願いします」


「ありがとうございます!柳さんよろしくお願いします!

 お疲れ様です~」


「お疲れ様です」



今日は自炊の気分じゃないから屋台見て何か買って帰るか


「いらっしゃい!串焼きどうだ?」


「何円ですか?」


「150円で2本だ」


「安いですね!4本お願いします!」


「おうよ、300円だ支払いはどうする?」


「現金でお願いします」


「すまねぇ…このレジではキャシュレス決済かカードか冒険者カードで支払えるぞ」


「キャッシュレス決済でお願いします!現金が使えないの痛いですね…」


「ここでは一般客よりも冒険者達の方が多いから気にしてないけどなw」


「それもそうですね、冒険者にとって美味しい食べ物はありがたいですよ」


「ほら、甘辛タレの串焼き4本だ!

 家に帰って温めて白米と一緒に食べると最高だぞ」


「おっちゃんありがとう!また買いに来るよ!!」


「おう、またな!」


駅に向かい歩き最寄り駅まで乗り帰宅した…


「ただいま~」


1人暮らしだから返事は返ってこない…

寂しいが俺には配信があるから大丈夫だ!


白米を研ぎ炊飯器にセットしスイッチを入れる

その間に配信準備を行おう

今日は実写のチャンネルを使うぞ


【ゲリラ晩酌配信~飯テロだから何でも答えるぞ~】


「どうも~おはこん神煌しんおうです!

 今日は昼ご飯食べてないからお腹ペコペコ」


「気になる今日の晩ご飯のメニューは

 ~~甘辛串焼き.白米.味噌汁.ビール~~

 晩酌配信と言ったら酒だ!!」


「まずは1杯飲んでからにするぞ」


「グビグビ…ゴクッゴク」


「朝作った味噌汁の残りを温めておく

 その間に甘辛串焼きをタッパからお皿に移し替えレンジでチンだ」


味噌汁が温まり、甘辛串焼きもホカホカだ

配信に映るようにテーブルの上に並べていると白米が炊けたようだ


「おしゃぁぁぁ‼お椀に白米をよそい並べてできた~」


「めちゃくちゃ湯気出ていて美味しそうなんだが!!」


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ルイネ:めちゃくちゃ美味そう!!


不知火しらぬいことな:その甘辛串焼きギルド通りの屋台ですよね

とても美味しくてお勧めですよ


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「ルイネさんコメントありがとうございます!

 美味しそうですよね!」


「不知火ことなさんコメントありがとうございます!

 そうです!ギルド通りの屋台です!

 冒険者ギルドに登録ができたので初クエストをしたんですよ~

 その帰りに美味しそうな匂いがした屋台に立ち寄って買ったんですよ!

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