第24話

こんなもんじゃない。

刃渡りなんて いくらあっても足りない

あの時の声も言葉も全てを全部を

絶対に 忘れてやるもんか

塗りかえて塗りかえて原形なんて無くなって

忘れることも 

思い出すことも

哀れむことも

全てが罪になるのなら

もう正しさを求めるのはやめた

優し過ぎる人生を この目に焼き付けて

もう片方の正義を ここで背負え

私にだって、使命はある。

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