第7話

くらりと回るこの世界

酔った私は 自分を知らない

浅はかな胸を撫でては さらり。

棘を突き刺しては 血を涙に代え

全ては作り物のように 溢し続けては昇華する

身体を蝕むこの悪意だって

ほんとうの起源は何だって

ずっと僕は僕を生み出す

今日もこの心に感情はなし。











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