第21話 桜に煙る小夜曲


僕もまた零れ桜の独り言なぞるように明日を生きる



少年と桜に煙る小夜曲といつか飛ぶのさ、銀河の果てを



花朧僕は僕でなくなった 焦土と化した君の大地と



憎むのはとても辛い、と言えたのは桜が咲いた夜のことです



諦めて慣れた僕らに桜時 このまま世界が終わればいいのに

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