第6話 桜星
切り裂いた涙と苦衷と憎しみと桜流しにかじかんだ小指
苦しいな 高校生活花曇り 一色に染まった瓦礫と桜の香り
遠いと思えぬ後悔 涙、裂く 桜月夜に一本の大樹、少女
桜時 拙い感情吹き飛んで 勉強中に珈琲を飲む日
戦争の足音詰まる桜星 どんなに前を向けばいいの
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