第2話【橋本左内《ハシモトサナイ》】(やや反幕府)
医者としての側面を持つ。
水戸藩の
時勢の逼迫した状況に際して左内は藩医の職を辞した。
その後、松平春嶽に見出された左内は側近の一人として活動した。
更に井伊直弼による反幕府勢力(この時期は反体制派)弾圧が始まる。【安政の大獄】である。
左内も捕縛された。
本来ならば遠島が下される筈であったが、
「私は藩主に命じられた迄。私の意思では無い。」
という意味合いの主張をした為に朱子学的には藩主を庇う場面での保身発言と受け止められたのか?
それらの要素が相まって井伊直弼の癇に障る左内の主張がその命運を絶つ。
死罪に処されるとは微塵も思っていなかった左内は斬首に処された。
あまりの無念さに泣きじゃくりながらでの斬首の執行であったと伝わる…
【享年25歳】
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