こんにちは。

炎がごうと燃え盛り、桜はいっせいに狂い咲く。黒い獣がくいいるように桜を見る。
火傷し傷つき、恋に瞳を光らせる少女は、ふらつきながらも、想いをこめ、黒い獣をひたと見据える。

「お前の為にしか咲かぬ、お前の在る場所にしか咲かぬ。」

花霞は舞い切った。彼女の一世一代の、得たこころの全てを。


はぁぁぁい！　見えましたァァァ！

凄まじい美しさでした。
かなしく、清い愛でした。
堪能いたしました。ありがとうございました。

こんにちは。

キャラメル好き、可愛い花霞。

そして、不条理な周の境遇。花霞の、どうにもしてやれない歯がゆさ。

受け入れて、私は、花霞が居ればいい。
世に望むものはそれだけだ、と口にする周。

きっとそれは、周の、本当の心で……。

やはり素敵な、きゅんきゅんの世界です。

こんにちは。

素敵なじれじれの、あまあまの世界を紡がれていますね。
お互いが、お互いを大事に……。

桜の精の、大事な人を守るために舞う姿の、美しいことよ。

ゆっくり拝読します。

最後まで拝読させていただきました。

とても……とても素晴らしい、儚くも美しい物語でした。

この作品に出会えたことに、心から感謝したいという気持ちでいっぱいです。

和歌の如く紡がれる、美しい言の葉に惹かれました。
心に響く、いい音色ですね。
続きを拝見させていただきます。

素晴らしい物語でした。この最終話、儚げな刹那の意志、美しく拝読させて頂きました。

再び、誤字報告です。
聞こえて気がして
ご確認下さい。

第5話と同じく、このコメントは削除OKです。

周の母親、この情念と怨念を着想する設定があるかないかで重さがまるで違う。不憫な母ではなく、恨みに染まった般若。驚きました。

それと、とてもいい場面なので誤字報告。
弾いたけ
ご確認下さいませ。

尚、この報告にて他の読者様の読後感を阻害する可能性もありますので、削除OKです。

桜企画にご参加いただきありがとうございます。
正直なところ、最初なかなかの文字数なので何度かに分けて読もうと考えていたのですが、ついついお話の面白さに引き摺られて気がつくと一気に読んでいました。
巧緻な文章力に精密で美しい描写、そして考え抜かれた構成に脱帽です。
桜の精と周の間に結ばれる静謐とした想いがひしひしと感じられ、また弟のドロドロとした嫉妬心がその対比としてとても上手く描かれていました。
最近読ませていただいた作品の中では最も秀逸と言っても過言ではないと思います。
素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。