登場人物紹介(13章まで)

登場人物紹介(13章まで)


楠圭一郎 (クスノキ ケイイチロウ) 


主人公。現在の肉体では26歳、黒髪黒目、身長は平均よりかなり高め。

顔は異世界基準で中の上もしくは上の下くらい。


家庭持ちで中規模企業の中間管理職だったがガンで死亡。

成人個体サンプル(?)として異世界に飛ばされたようである。

チート風肉体を得るも、なるべく常識的な感じで生きていこうとする。

実は生前から超能力者であったらしいが誰も気付くことはなかった。

……のだが、その能力が異世界でチートを加速させている模様。

本人は高校生までそこそこサブカルチャーには触れていた。

妻は芸能オタク、長男も父親と同じ程度にはサブカルチャーをたしなんでいた。

長女にはいろいろトラウマを植え付けられていた模様。




ネイミリア・ニルア


エルフの少女。ニルアの里所属。

銀髪のロングヘア、前髪はぱっつん気味。

瞳は緑。小柄だが胸は大きい。見た目は15歳くらい。

緑色の上衣と胸当て、ミニスカニーソックスが基本の服装。

魔法マニアで、魔法に関しては天才的な能力を持つ。

ケイイチロウの雷魔法を目にし、師事することになる。




アメリア・ニールセン


城塞都市ロンネスクの都市騎士団団長。

真紅の髪をポニーテールにしている、凛々しい女騎士24歳。

スタイル抜群のボディを蒼銀の甲冑に押し込めている。

剣と槍の腕は国内でもトップクラス。

元は首都ラングランにおり『王門八極』に入ることが嘱望しょくぼうされたこともあったが、周囲からの度重なる求婚に嫌気がさしてロンネスクに来たらしい。

バトルマニア。




騎士コーエン


都市騎士団の若き騎士。

腕は良く、若手ホープの一角。

真面目な好青年。髪は茶。




サーシリア ジゲン


ハンター協会ロンネスク支部の人気ナンバー1受付嬢。

水色の髪を片側でまとめた、泣き黒子がチャームな超絶美人の19歳。

協会の制服は胸元が大きく開いているが、彼女はその胸元がはちきれそうである。

優しいお姉さん的な雰囲気を持ち、受付嬢としての能力も高いため年上に見られるのが悩みらしい。

色々な男に声を掛けられるのが嫌で、力があり紳士的なケイイチロウに近づいた、とは本人の弁。





トゥメック・ニルア


ハンター協会ロンネスク支部副支部長。

眼鏡に金髪オールバックのキラキライケメン。

副支部長ではあるが支部長は基本的に渉外がメインなので、副支部長が事実上現場のトップである。

元ハンターで、1段位の猛者。ジョブは魔弓術師。

名の通りニルアの里の出で、ネイミリアの大叔父にあたる。

既婚で、妻が3人子どもが5人いる。




アシネー・ケンドリクス


ハンター協会ロンネスク支部支部長。

銀髪ロングに赤眼のゴージャス美女吸血鬼。

胸元とふとももを露出させたスーツを着ている。

主に支部の対外的な業務を行っており、現場は副支部長に丸投げしている。

長命の吸血鬼であるため、政治的能力は非常に高い。

ハンターとしてトゥメックとパーティを組んでいた時期がある。

氷魔法の使い手で、『魔氷』の二つ名を持つハンター1段位の実力者。




ローネン・リガール


内門騎士団団長。

女好きで権力欲の強い小者。

父親レーゼンの口利きで騎士団長になったものの、職務怠慢に怠慢を重ね領主には疎まれていた。

決定的な失点がないため地位を追われなかったが、ケイイチロウに関わり破滅する。




アルハンデ・コーネリアス


サヴォイア女王国公爵にしてロンネスクの領主。

王家の血を引くキラキラ美形中年。

外資系エリートビジネスマン風だが、その風格は圧倒的。

ヴァンパイアやエルフと言った長命種とも親交が深く、近く訪れるであろう『大厄災』対策を己が使命と考える。

清濁併せ呑む名領主であり、姪である女王からの信任もあつい。

妻5人、息子3人、娘6人がいる。




リナシャ


『アルテロン教会』在籍の聖女。

金髪ロング、碧眼で気の強い美少女。

白い修道服風ドレスを着ている。

少々アホの娘の資質あり。

『神聖魔法』の使い手だが、戦闘スタイルは近接型でメイスと盾を使う。




ソリーン


『アルテロン教会』在籍の聖女。

黒髪ぱっつんボブカット茶眼で感情の起伏の少ない美少女。

魔人族で肌が青白く、耳が少しとがっている。

紺色の修道服風ドレスを着ている。

『神聖魔法』と『魔力視』というスキルを持つ。

戦闘スタイルは魔導師型。




カレンナル


聖女付き神官騎士。

青髪セミロングの美人。

角と尻尾が生えている竜人族。

真面目で堅物。

戦闘スタイルは刀を使う近接型。




クネノ大司教


『アルテロン教会』ロンネスク教区の責任者にして『聖女』育成の担当者。

自分の家系に連なるリナシャを『大聖女』の地位につけ、権力を握ろうと画策していたが、ケイイチロウに関わり破滅する。





メニル・ニールセン


都市騎士団長アメリアの妹、18歳。

天才魔導士にして王門八極の一人。魔法マニア。

真紅のロングヘアをツインテールにしている。煽情的な肉体の持ち主。

サークレットを身に着け、チャイナドレス風魔導師服を着ている。

結婚ネタで姉をいじるのが好きだが、本人も結婚の予定は今のところはない。

人懐こい性格をしているが、そのせいで異性によく「勘違い」されるのが悩みらしい。




クリステラ・ラダトーム


天才剣士にして王門八極の一人、18歳。

某劇団員風男装の麗人で、少年を装っているが実は女性。

身長は170足りないくらい。普段から黒い鎧に身を包んでいる。

金髪のショートカットで頭部に一本角の生えた鬼人族。

『羽切』『羽衣』という独自スキルの保持者。

バトルマニア。




レオニール・ニールセン


アメリア、メニルの父で子爵。

真紅のたてがみのような髪を持つ美形の偉丈夫。

脳筋なところもあるが知略にも優れ、派閥の長コーネリアス公爵の信も篤い。

5人の妻、10人の子どもがいる。




セラフィ・トリスタン


『闇の巫』を自称する有翼族の少女。13歳。

長い金髪を額の上で左右に分け、サークレットを身に着けている。

儀式時は黒のハイレグレオタードにマントという格好だった。

洗脳状態にあったがケイイチロウの『精神支配』の上書きによって解放された。




アルハザム・トリスタン


灰魔族を使役する家、トリスタン侯爵家の頭首。40代。黒い翼をもつ有翼人。

非常な野心家で、『厄災』に乗じて更なる立身出世を図っている。

トリスタン家は亜人種として苦心惨憺してきた一族であり、その経験が野心の原動力となっているらしい。




ケルネイン子爵


40代の男。

ニールセン子爵領の隣領を治める貴族。

トリスタン侯爵派で、実はそこそこの実力者だが見た目は凡庸かつ小者。

長子のボナハが暴走気味なのが悩みの種。




ボナハ・ケルネイン


ケルネイン子爵家の長子。20代前半。

アメリアに一方的に好意を寄せており、領地間の力関係が変化したことを利用して無理矢理手に入れようとしていた。

能力は決して低いわけではないが、強欲で我儘わがまま

すでに妻が数名いるらしい。





バルバネラ


魔王軍四天王。女、19歳。

褐色の肌と捻じれた角、背には羽、小さな尻尾を持つ凍土の民。

濃い紫の髪を左右で縛り、赤銅色の瞳を持つ。

常にダルそうな話し方をする。

『召喚師』であり、膨大な魔素と引き換えに極めて強力なモンスターを召喚して戦わせることができる。

本人自体も高位の魔法戦士である。





ゲイズロウ


魔王軍四天王。

力はあるが外見も中身も完全にチンピラな凍土の民。

四属性を融合させた『カオススフィア』は非常に強力な奥義だが、ケイイチロウの前に奥義と共に一瞬で消滅させられた。




ローゼリス・ギ


ダークエルフの女性、74歳。ギ氏族の出身。

ハンター協会本部勤務の副本部長。

黒髪をシニョンでまとめた、金の瞳を持つ美女。なぜか常にメイド服。

ダークエルフは男女関係に潔癖であり、彼女自身男にあまりいい思い出がないため、女にだらしない男を蛇蝎のごとくに嫌う。

現役3段位ハンター(『王門八極』と同等)。




ギャリスン・レイガノ


ハンター協会本部長。

髭面の大男。豪放磊落で言動も荒っぽいが、実務家としての能力は高い。

元2段ハンター。




リュナシリアン・サヴォイア (リュナス)


サヴォイア女王国の女王 17歳。

深窓の令嬢を思わせる金髪碧眼の少女だが、『陛下口調』で喋る。

女王としての能力は高く、カリスマ性もある。

『厄災』が同時に現れるという状況を的確に把握しており、『王門八極』下に能力の高い人材を集めるなど、できる限りの対応を行っている。

古くから残る亜人差別の解消にも積極的であり、人道的な統治者であるようだ。

運命の相手に憧れる乙女(?)




ロイド・ヘンドリクセン


女王の最側近。67歳。

好々爺然としているがかなりの切れ者。

いわゆる「じい」的な人物であり、まだ若い女王を支える忠義の人。




エイミ


王家直属の密偵軍団「影桜」のトップエージェント。16歳。

紫がかった黒髪を短く切りそろえた少女。

忍者装束に似た装備を身に着けている。




ラトラ・オルクス


違法奴隷商人に捕まっていた女獣人、12歳。

呪いをかけられ死にかかっていたところをケイイチロウに助けられる。

『軽業の才』を持ち、年齢の割に高い能力を持つ。

ケイイチロウによって勇者であることが判明した。




クロウ・フェンブール


今代の『勇者』。16歳。

青髪で長身、意志の強さと優しさを併せ持つ顔立ちの美少年。

魔法剣士の才を持ち、高い身体能力と魔力を誇る。

実は魔王軍四天王であり、裏から女王国を妨害する役割を担っていた。

しかしケイイチロウによってその正体が暴かれ、女王拉致を企てたがその場で討たれた。

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