第65話:挫折の連続だけど、再び立ち上がろう!アドバンテージを考える

 さきほど、レッサー教会から呼び出しがあり(嘘:質問を取り上げていただきました)、「これは外した?」的なご説明。


 頑張って2週間ほどプロットをいじってきたものが、どうやら根本的に間違っていたことに気づき愕然。


 納得いくと共に、「このプロットで書き始め無くてよかった!」と安堵。


 それでもダメージは大きい。


 しかしですよ。

 これが10万字書いてからのコメントでしたら立ち上がるのに相当時間が。


 できれば皆様も聞いてから書いた方がいいですよ。


 そのレッサー教のミサについての細かい話はエッセイに書きます。

 こちらでは人の、特に自分よりも経験実力が上の方に意見をいただくことの重要性を知ってもらいたいと思いました。


 10万字は書籍化の目安です。

 9万字が文庫本。

 12~4万字でもレーベルによってはお声がかかる。


 もし書籍化を目指すのなら知っておくといいです。

 そうでなくともこれは目安としてとらえていた方がいいのは、先に書いたようなカクヨムの仕様、つまりKADOKAWAが書籍化したい作品の選別目的のサイトだという事を念頭にした方が、PVが集まりやすいです。


 場所に応じた戦い方(工夫)をしましょう。


 ◇◇◇◇


 創作論のご紹介。


 この前ご紹介した

 カクヨムの作品に関するデータ

 https://kakuyomu.jp/works/16817330661517053834/episodes/16817330661583323730


 これのさらなるデータがでていて。


 先に述べなかったことが出ていました。

 何かと言うと、


『短編と長編を分けると★の数のボーダーラインが変わって来る』


 ということ。


 当たり前ですね。

 詩とか俳句

 これに★1000とかつかないでしょう。


 さらに言えば


『ジャンルによる★の価値』


 ハイファンやローファン、ラブコメなどで★1000を取るのは比較的簡単です。

「何を言っている。大変だよ」


 そうですね。

 でも真実です。


 トレンドとジャンルの★の付き方の差です。

 ポンっと押してくれるジャンルはすぐに★が伸びますし、サクサク読まれます。

 だからフォローも増えます。


 しかしミステリーはどうでしょう。

 戦国物は?


 サクサク読めますか?

 読者は★をすぐに付けますか?


 サクサク読める戦国物、ミステリーを本格ものを好きな人が★をつけるか疑問です。相当な力量がないとそれは出来ません。


 お判りでしょうか?


 ミステリーの累計1位作品の★は800です。

 戦国物は1作品★10000という化け物がいますので外れ値。

 第2位は★5000。

 第10位までが★2000。

 ちなみに首取り物語は24位。


 総合1位は異世界スローライフのあの作品ですが、★57000。

 簡単に計算すると、戦国物での価値は★1800の首取り物語はハイファンジャンルの★18000と同じになります。


 ミステリーで★100の作品は、★6000以上の作品。


 こんな感じで★の価値は変わってきます。


 ですので童話だとかで★10はすごい大作とも言えます。


 でも。

『読み合いの★』

 は、意味がないですね。


 できるだけ忖度ない★を数えたいものです。


 ◇◇◇◇


 新たに創作論紹介。


 作者 東雲ならい

 カクヨムの1番作品を徹底的に分析してみた!【週間総合ランキング1位作品を研究していきます】

 https://kakuyomu.jp/works/16817330661310465024


 この方は分析の得意な方です。


 こういう作品は本当に役立ちます。

 自分で1位の作品を分析している時間を省略できます。


 まにまにのような目の悪いものでも、大まかな分析ができるのでとっても助かります。

 皆様も御用達にしてください。



 で、拝読させていただき、自分を顧みて新たなる認識を持ちました。


 申し訳ない。

 配慮をしなければならなかった。


 まにまにと初心者様とは『越えられない差』があるのを失念していました。


 既に代表作が認知されている。

 カクヨムで基盤ができている。


 これを良く忘れてしまいます。


 そして自分の創作活動にも影響がありました。


 この創作論を書いていたために、自分のアドバンテージを生かせないようなプロットを書いていた。


 自分の作家としてのアドバンテージは大事です。

 初心者様は『リアル体験』をアドバンテージにするのが物凄く重要です。


 まにまにの首取り物語は、地元を舞台にしたために『だれも文句の言えない程の精緻さでリアルな戦場を書けた』のです。


 ついでに自分の仕事や生活体験を元にできた。


 自分がどこをアドバンテージにできるか考えましょう。

 これは大事です。


 まにまにもこれからまた新しいプロットを考えます。

 これは多分首取り物語とヲタク光秀の要素をもとに、とびぬけた作品を構築していくことを意識します。


 皆様、お互いに頑張りましょう!


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