転生女騎士は、元殺し屋だけど殺さない

作品名:転生女騎士は、元殺し屋だけど殺さない

https://kakuyomu.jp/works/16817330654346005933


著者:瑛珠


評価:☆☆☆


感想:

 タイトルは、転生ものと殺し屋ものの組み合わせで目を引くと思います。

 しかし、殺さないというのはどういう意味なのでしょうか?殺し屋としての技術や経験を活かしているのなら、殺さないというのは不自然ではないでしょうか?また、女騎士としての活躍や成長が見えにくいように感じます。

 キャッチコピーは、一話につき一殺を確約するというのはインパクトがありますが、あらすじにはそのような描写がありません。

 どういうシチュエーションで一殺するのか、誰を殺すのか、どんな影響があるのかなど、もっと具体的に示してほしいです。

 また、殺さないという主題と矛盾しているようにも見えます。

 あらすじは、登場人物が多くて混乱しやすいです。

 第一王子や侯爵令嬢など、主人公に関係する人物かどうかわかりにくいです。

 また、宰相や第二王子など、主人公に対する感情や動機が不明瞭です。

 陰謀や恋愛など、どんな展開が待っているのか興味を持たせる要素はありますが、もっと整理して明確に伝えてほしいです。

 感想としては、面白そうな設定や要素があると思いますが、もっと主人公のキャラクターや目的を強調してほしいです。 また、殺さないというテーマをどう扱っていくのか、もっと掘り下げてほしいです。

 殺し屋としての過去や現在の葛藤など、心理描写や内面的な変化が見たいです。


修正案:

タイトル「転生女騎士は、元殺し屋だけど殺せない」


キャッチコピー「一話につき一殺を、目指す。」


あらすじ

「私は、アレクサンドラ・シルヴェン。前世の記憶(殺し屋)がある女騎士だ。

第二王子のお側付きになったけど、宰相や侯爵令嬢や第一王子に振り回される日々。

しかも、敵国の侵攻で前線に出たら、私の記憶が偽物だと判明した。

私は本当は敵国の暗殺者で、任務は…… 「アレックス、君は誰だ?」第二王子に問われても、答えられない。私は自分が何者なのかもわからない。

「アレックス、君を信じてるよ」第二王子に言われても、信じられない。

私は彼を愛していいのかもわからない。

私は、転生女騎士。

元殺し屋だけど殺せない。

そして、今日も一話につき一殺を目指す。」


タイトルの「殺さない」は、主人公の意志や決意を表しているように見えますが、あらすじからはそういう感じがしません。

むしろ、周囲の状況や人間関係に振り回されて殺せないという苦悩があるように思います。

そのため、「殺せない」という言葉の方が、主人公の葛藤やジレンマを表現できると思います。

キャッチコピーは、主人公が毎回誰かを殺すということを約束しているように見えますが、あらすじからはそういう感じがしません。

むしろ、主人公は前世の記憶や能力を活かして戦闘シーンを繰り広げることが多いと思います。

そのため、「一話につき一殺を、目指す。」という言葉の方が、主人公の戦闘への情熱や挑戦心を表現できると思います。

あらすじは短くても内容が伝わるようにするべきです。長すぎると読者の興味を失わせる可能性があります。

あらすじでは主人公の立場や目的や問題点を明確にするべきです。それ以外の細かい設定や展開は省略しても構いません。

あらすじでは主人公の声で語ると、感情移入しやすくなります。第三者的な説明よりも、主人公の思考や感情を表現する方が魅力的です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る