作品名：Memory Seeker -Inherited memories-平凡少年の成長録

著者：語り手ラプラス

評価：☆☆☆

感想：

　タイトルは物語の内容とどう関係しているのか分かりませんでした。

　記憶を探すというテーマがあるのでしょうか？

　キャッチコピーは主人公の決意を表していますが、誰を助けるのか、どうして間違いなのか、どんな困難が待っているのかなど、読者の興味を引く要素が少ないと感じました。

　あらすじは魔術というファンタジー要素が出てきますが、それが物語にどう影響するのか、主人公や仲間たちはどんな魔術を使うのか、敵は誰なのかなど、具体的な描写が不足していると思いました。

　また、成長録という副題にもっと合った展開やテーマがあると良いと思います。

修正案：

タイトル

「Memory Seeker -過去の魔術師と繋がる少年-」

キャッチコピー

「選ばれたのは俺だけ。彼らの記憶を受け継ぎ、魔術の世界に飛び込む！」

あらすじ

「主人公、玄野零はある日、友人の部活の手伝い帰りに2人の男による殺し合いを目撃してしまう。

その2人は魔術師だった。

零はその場から逃げ出そうとするが、一方の魔術師に捕まってしまう。

しかし、その魔術師は零に自分の記憶を託して死んでしまう。

零はその記憶によって、自分が魔術師の末裔であり、過去の偉大な魔術師たちと繋がることができることを知る。

そして、魔術師同士の争いに巻き込まれていくことになる。

これは、魔術を知らない主人公が仲間と共に成長し、過去の魔術師たちの記憶を活かして戦っていく物語である」

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