第62話 うなだれ丼
土用の丑の日。
小さい頃から思っているのだが、なぜ牛じゃなくて鰻なんだ?
…全く日本人ってやつは、江戸時代からこじつけ商法(こんな言葉あるのかな)やっとるんか。
と、言いつつ私は鰻をしっかりと味わったことがなかった。うちはいつもタレ:身=9:1なのである。『うなだれ丼』と呼ばれるそれは、改めて考えると貧相なものだが、美味いし、物足りなさはダブルミーニングの気持ちよさにまるめこまれてしまうのだ。
ただ今年は、土曜日に遠い親戚(叔母の義母)から鰻を2匹まるまるいただいた。
丑の日は日曜日だが、その日に食べた。
やっぱりね!日が経っちゃうとね!真空パックと言えどもね!1日だけとは言えどもね!決してお父さんと風が山に行ってていなかったからとかじゃないからね!!
ガチ鰻丼美味しすぎる…うなだれ丼に戻れないかもしれない。
夏バテ、熱中症には気をつけて、もう頑張らなくていいと思うので、とりあえず生きてこの例年通りの異常気象を乗り越えましょう(語呂いい)。
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