想いは永遠
今日は直子の結婚式。
私は張り切って振袖で参加した。
私はまだまだ振袖なのに、直子の結婚は早い。
白い背中をざっくり出したドレスは直子によく似合っているし、新郎から貰った誓いの指輪がとっても綺麗。
直子と新郎は永遠の愛を誓った。
永遠って、死ぬまでってこと?
海は広大で私たちが死んだ後もただそこにある。
ダイヤモンドの指輪をホームセンターの瓶に。
波間にそっと沈めた。
この想いは永遠に叶わないと誓います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます