第11話 雑炊

俺は、コマチさんが満足するまで話を聞いた。


(グスッ。ありがとう、イナリ。)


「いいですよ。これくらい。でも、そろそろ夜ご飯が食べたいですね。」


(はい。サクラさんも呼んできて、一緒に食べましょうか。)


「わかりました。」


………2分後………


『こんばんは。イナリさん。』


「大丈夫ですか?!顔が赤いですよ!」


『そういう、イナリさんも赤いですよ。』


「俺はかなり体調は治りましたよ。サクラさんは?」


『私もだいぶ元気になりましたよ。』


「それは良かったです。」


(ご飯できましたよ。)


コマチさんは、雑炊を持ってきてくれた。


「『(いただきます。)』」


『美味し〜。』


「美味しいですね。」


(雑炊は得意料理じゃないから、美味しいなら良かったです。)


「苦手な料理なんですか?これが?」


(そうですよ。)


「コマチさんの苦手な料理が気になりますね。」


(う〜〜ん。基本的に洋風の料理は作るのは苦手です。と、いうか作ったことがないんですよね。)


『えぇ〜!以外ですね。ラーメンを食べたことはありますか?』


(ないです。ところで、ラーメンてなんですか?)


『………。次に行きましょう。ピザは食べたことはありますか?』


(ピザはないです。でも、一度食べてみたいです。)


『グラタンは食べたことは?』


(あります!美味しいですよね。)


『プリンは?』


(あります!作ってみたいです!)


『作ったことはないけど、食べたことのある洋風の料理は?』


(グラタンとプリンとシュークリームとケーキとジュースとお菓子類です。)


『へぇ〜。お酒類は?』


(未成年なので、飲めません。)


『50年生きているんじゃないの?』


(体は12歳から、成長してませんから。)


『そうなんですね。不老不死ってことですか?』


(まぁ、そうですね。)


『すごいですね。小説のネタにしちゃお。』


「小説を書いているんですね。」


『はい。ちょっと、有名ですよ。』


「そうなんですか。ペンネームはなんていうんですか?」


『サラです。』


「探してみますね。」


『「(ごちそうさまでした。)』」


夜ご飯を食べたあと、サクラさんは帰っていった。

その後に、コマチさんがお風呂を入れてくれたのでお風呂に入ってから、ベットで眠った。

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