第5話 神々様が考えた成長方法

カイムからの

至る処の意味がよくわからない俺。


カイム「天界も、違うとこの神々様も

大変なんだよ。まともじゃなかったり。。。」


ジャン「どういう事なんだ?

神々様がまともじゃないって。。」


すると伊邪那岐命様が俺に向けて質問してきた。

「ジャンから見て、神々はまともに機能しているように見えるのか?」


ジャン「まともも何も、、怪しいのはおりますが・・・」


伊邪那美命「その怪しいとは?」


ジャン「継承されて神様をされている方々になりますが。 勿論、きちんとされている方もいらっしゃいますけど。。。

まともではないとは、、いったい?」


伊邪那岐命「そなたが言うようにどなたかの能力等を継承している者。

この方々をきちんと教育なされなければならぬ。」


カイム「ジャンにきちんと内情を話した方がよいかと。。」


伊邪那岐命「・・・ならば、そのように。」

そう言われた伊邪那岐命様は、話始めた。




・・・・・・・


それは、遥か昔・・・


天界の創造神様、そして神話で登場されるような、すなわち、

元祖な神々様方々は、日々人々の向上の為、如何にしたらよいかを考えられていた。


大国主「人々を向上させる為には、如何にするがよいか・・・」


三輪明神「ふむ・・・人々を導くならば、まずは我々をも成長せねばならぬ。」


天照大御神「私は、世を照らし人々が日々明るく、朗らかに生きられるように致しましょう。」


須佐之男命「邪悪な魔物は退治せねば!」


日本古来の元祖な神々様は、国を良くし、豊かな暮らしと平穏な世をつくり、人々が幸せになるよう、

導く事を成されていたのだ。


また、人々も神様を敬愛し、目には見えずとも常に『神と自分は共にある』としていた。

そしてまた、拠り所でもあった。


そうして、神々様が人々を導く為にご提案されたのが、他国がやっていた方法だった。


それが、ご自身の名前や、能力を『継承させる』というものだった。


他国の神々様は、この方法を使い

ご自身の仕事を代わりにしてもらい、ご自分は、新たなお仕事へと着手していた。


この仕組みを日本古来の神々様は、日本用にアレンジさせ、やっていきたいとした。。

それは、次のような内容だった。



『・本家本元の神は、自身で選びしを他の神々、天界の神々に会わせる。。

そして、皆で吟味した上で継承させる。

 

・ 継承させる「名」「能力」等は

 その者に合わせたもの。

 又、何をしてもらうか等に必要な

 ものを与える。


・ 学びの園等、神業に必要な

 人格形成等を育成する。』



このようなある程度の取り決めをし、

神々様は、天界の神々様に提案されたのだ。


そこには、日本の神々様がお考えになる目的があった。。。















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