桜の舞う下で③

中筒ユリナ

第1話 幼いアレンとリオン

ここは、アレフ夫妻の住処・・・


「アレン!、、どこなの?」


アレン「ママ!、、こっちだよ!

パパと遊んでるの!」


妻「また、パパは、アレンを独り占めなの?」


アレフ「だって可愛いいんだもん!

なぁ、アレン😉😉」


アレン「パパだあい好き!!」


妻「あらあら、本当にアレンは、パパっ子だわ😊😊 たまには、ママとも遊んでね。」


アレン‘「ママもだあい好きだよ!」


アレフは、キリストの神様のお一人。

決して、キリストには出てこない。

水面下にて、キリスト教の布教等、様々な仕事に携わっている。


妻は、そんなアレフの良きパートナーだ。


アレンは、俺、ジャンと弟シリウスの

父が創り誕生させた。

父は、誕生したてのアレンを

このアレフ夫妻に預けた。


まだまだ幼いアレン。


とにかくアレフパパが大好きでアレフにベタベタだった。


この頃、実は俺はまだ父から生まれていない。。


そして、アレンとは別に父はもう一人

創り誕生させた。

それがリオン。


リオンは、誕生すると直ぐにケビンとユリ夫妻に預けられた。


リオンもまだまだ、幼い。


リオンは、アレンとは違い、おとなしい女の子だった。


リオン「どうして、父様は会いに来てくれないの?」

ケビンに何度も尋ねるリオン。


その度にケビンは、

「父様に会いたいね。。きっと会いに来てくれるからね。」


それでも、父は来ない。


次第にリオンは、ケビンに言わなくなる。

それは、ケビンを困らせると思ったからだった。


リオンは、寂しい気持ちを自分の中に閉じ込めた。


アレンとリオン。

性格はまるで正反対な二人。


この二人の誕生から、全ては始まったのだ。。。




遥か昔の天界・・・・


「アレンとリオンはどうしているだろうか。。。」

父が創造神様方々に話かける。


ミナカヌシ「そんなに気になるのでしたら、会いに行かれましたらいいのでは?」


アトゥ厶「駄目であるぞ!、、

我々が下手に動けば、全て水の泡ではないか。」


ミナカヌシ「あら、硬い事を言われますのね。。」


父「アレン、リオン。。。父はお前達に会いたくて仕方ない・・・」


どうやら、父は娘二人にデレデレなようだ。

そんな所は人々と変わらない父親な姿なんだな。。


そこへ、伊邪那岐命様と伊邪那美命様が部屋へと入って来られた。


確か、神話では伊邪那美命様は黄泉の国へと行かれたはず・・・


だが、神話から随分と時を経て伊邪那美命様は帰って来られたのだ。


勿論、伊邪那岐命様と伊邪那美命様は仲良しなご夫婦なわけだ。


日本の国をお創りになり、多くの神々様を誕生させた事は有名なお話だな。


誰よりも、日本を愛し、日本人を我が子供達としているのだ。



そんなお二人が天界に居られた頃。。


アレンとリオンは深ーい理由があり、誕生したのだった。。。











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