試設定 落ちこぼれの私は剣聖と両想いだったようです
仲仁へび(旧:離久)
第1話
――あらすじ
名家ユアハートは、優秀な魔法使いの家だった。
しかし、その家に生まれた少女コハクは、魔法が使えない落ちこぼれだった。
コハクは、ユアハート家にふさわしくないと両親に見放され、他の兄弟達から虐められる日々を送っていた。
そんなある日、コハクがつづっていた秘密の日記が、部屋の中からなくなってしまう。
それは、他の兄弟達による嫌がらせだった。
真っ青になったコハクは、その日記を探して見つけるが、時すでに遅く。
国一番の剣の腕を持った男性、剣聖アクアに中身を見られてしまった後だった。
その日記に、アクアへの想いを綴っていたコハクは絶望してしまうが……。
「日記を見てしまってごめんよ。落とし主の手がかりがないかと思って。でも、嬉しいよ。俺も君の事が好きだったんだ」
なぜか、そう告白されてしまうのだった。
――人物
〇コハク
ユアハート家の落ちこぼれ。魔法がまったく使えないため、魔法学校へは行っていない。ユアハート家の二女。剣聖アクアに想いを寄せる。
〇アクア
国で一番の剣の力を持った人物。コハクに想いを寄せる。
〇エメラルド
コハクの姉。ユアハート家の長女。通っている魔法学校で一番の成績。
〇トパーズ
コハクの兄。ユアハート家の長男。通っている魔法学校で二番の成績。
〇サファイア
コハクの妹。ユアハート家の三女。もうすぐ魔法学校へ入学する。
――用語
〇ユアハート家
優秀な魔法使いばかりが生まれる家。しかしたまにそうでないものも生まれる。そういった者は養子に出される。
〇剣聖
国で一番の剣の力を持った者。伝説の存在、竜すら討伐すると言われている。
――章構成
〇01 ユアハート家の落ちこぼれ
〇02 嘲笑と共にある日々
〇03 秘密の日記をなくして
〇04 想いばれて
〇05 剣星からの想い
〇06 誰かから守られる日々
〇07 私は釣り合うの?
〇08 私にしかないもの
試設定 落ちこぼれの私は剣聖と両想いだったようです 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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