地獄の門の鍵への応援コメント
他の方のコメントも含め、勉強になりました。
百人一首に掲載しているということは、一度は触れているのでしょうが、まったく頭に残っていません。まあ、歌そのものも、きれいさっぱり忘れているので、仕方ありません。勉強し直します(笑)
ともかく、
この物語の篁はカッコイイですね。
そう大隅さんが描かれたのでしょうが、それが素晴らしかったので、ぜひ大隅さんの長編を読んでみたいと思いました。
作者からの返信
淀川さん、
読んでいただきありがとうございます。
私も色々と調べながら書いて、勉強になっています。
篁については調べれば調べるほど面白いなと感じているので、書いていて自分でも楽しいです。
地獄の門の鍵への応援コメント
小野篁。
地獄に出入りして働いていた人物ですね。
陰陽師・安倍晴明を題材にして活躍した夢枕獏の小説はありますが、小野篁の作品は聞いたことがありませんね。
伝奇好きな私も、小野篁を題材に何か書いてみたくなるような、お話で面白かったです。
人間だけでなく、閻魔大王の直属でもある獄卒というものもウソをつく。
組織というものは大きくなると、必ずほころびが生じますが、それを表しているようなお話ですね。
作者からの返信
kouさん、
小野篁、もっと日の目を見てもいいのにと思いながら書いてみました。
篁の場合は陰陽師の安倍晴明とは違い、あやかしの術とかを使うわけでもないので、ファンタジー的な要素が少なく一般ウケを考えると使いにくい素材なのかもしれませんね。
ただ篁について調べれば調べるほど魅力的な人間だったのではないかとも思わされます。人間味もあふれていますし。
地獄の門の鍵への応援コメント
おおお!
これは、すごい!
時代物をこんなに読ませる文体、隠してたんですね!
もはや、本屋に置いてあっても問題ないレベル!
圧巻です!
もっと長い作品を読みたくなってしまいました。
しかも、近況ノートでは削って収めたと。
筆が乗っているのは読んでいる私にも感じられました。
というか、こっちがノリノリで読んでました。
とにかくすごい!
そして恥ずかしながら小野篁知りませんでした。
作者からの返信
月井さん、
嬉しいコメントありがとうございます。
時代物は読むのは好きで、色々と読み漁ったりしていました。
でも時代考証とか、面倒なことが多くて書く方には手を出せずにいますが。
小野篁は、漫画の主人公かってぐらいに様々な経歴のある謎多き人物なんです。
イノシシ退治の伝説がある武人だったり、百人一首の歌人だったり、遣唐使で2度失敗して3度目は乗りたくないと言って喧嘩してみたり、天皇批判をして流人になったり、平安時代なのに身長180センチ(当時の平均身長は160センチ前後)あったりと、チート?って思えるぐらいの人物です。
小野篁、知っている皆さんがマニアックなんだと思います(笑)
地獄の門の鍵への応援コメント
バックグラウンドの説明も要らない、日本人が誰しも持つ(かどうかは分かんない)共通認識で、小野篁が出てきたら安心してしまいますね。物語として成立する安心感と言いますか。
一方で、取り扱いに注意が必要だとも思いますが、本作ではその辺も問題ないようで。鬼に対する容赦のなさがスパイスになっていて面白かったです。
作者からの返信
西野さん、
読んでいただきありがとうございます。
地獄といえば小野篁と言えるほどポピュラー(のようで実はあまり知られていない?)な篁ですよね。
平安時代ということで、言葉遣いについてどうすべきか悩むところがありましたが、その辺は創作だし物語だしと開き直ってしまいました。
実在の人物を取り扱うのは、簡単なようで難しいですね。
地獄の門の鍵への応援コメント
なんと! あの名作は短編からのご出身(?)でしたか。TAKAMURAを読み始めて応援コメントで知り、探してしまいました。
短編でこの迫力、これは連載を読みたくなりますね。出会えて良かったです。大隅様は短編沢山書かれているので、他の作品もいつか拝読させていただきます!
作者からの返信
貴良さん、
お読みいただき、ありがとうございます。
小野篁を書こうと思ったのは、まさにこの短編からでした。
短編は、思いつくたびに書いているので結構数があったりします。
この話のように短編から長編を書いてみようと思った作品もあったりしています。