大魔王の孫娘×老いた剣豪の下剋上 ~ 居合の神は、魔族の姫君の王配(保護者)となる

鈴ノ村

国、地方などの用語集 ※必読ではありません!

※ 物語で登場する国、地域の説明です!


※ 未読でも充分物語をお楽しみいただけるかと思いますが、世界観を先に理解してから読みたいという方にオススメです!



【聖王国】

 人間の大陸の中央に位置する、歴史ある王国。


 温暖な地中海沿岸を広く支配し、人間第一主義を唱え、争いの絶えなかった諸王国を政治力と宗教で束ねてきた。


 大天使に祝福された『勇者アーク』の出身国。

 領内には天使信仰の総本山もあるため、各国から巡礼者が集まる。


 軍事力の中心は、聖遺物を扱う聖騎士団。

 彼らの力と権威が王国の秩序を保ち、王国民から尊敬を集めている。


 領土モデルはイタリア、南フランス、ギリシャを含めたバルカン半島全域、ハンガリー、ルーマニア、スペイン、ポルトガルを合わせたもの。

 本土はイタリア半島、都はローマとバチカン市国がモデルです。




【エーゲ半島】

 聖王国の領土だが、本土と違い、自治都市が多数認められている。


 モデルは現在のギリシャ、アルバニア、北マケドニア、ブルガリアで、バルカン半島の南側。


 なお、バルカン半島という概念が比較的新しいらしいので、エーゲ海に面した『エーゲ半島』と名前を変更しています。





【双竜帝国】

 人間の大陸の北方に位置する、広大な軍事国家。

 聖王国とは大山脈をへだてている。


 山脈より北に広がる寒冷な大平原を、武力によって統一して成立した。

 未開の部族、亜人を分けへだてなく取り込んでおり、天使信仰も浸透していない。


 人間だけではなく、エルフ、ドワーフなど、多くの種族が共存しているため国教は指定されていない。

 しかし実情として、大多数の国民は国を守る双竜、『鉄竜ファフニール』と『毒竜ニーズヘッグ』を信仰している。


 軍事力の中心は上記の双竜と、飛竜に騎乗して戦う竜騎士団。

 彼らの機動力と攻撃力は大陸随一であり、各国を震え上がらせている。


 領土モデルはフランス、ドイツ、スイス、ベルギー、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキアを合わせたもの。



【スカンディナビア半島】

 近海ではヴァイキングが暴れ、エルフなどの亜人が隠れ住む半島。

 通称、氷と森の半島。


 双竜帝国よりもさらに寒さが厳しく、普通の人間が暮らす場所ではない。


 モデルはそのまま現在のスカンディナビア半島で、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを合わせたもの。

 


【七竜の公国】

 双竜帝国の属する七つの小さな国。

 資源に乏しく、天候も厳しいが、竜の原産地として重宝されている。


 領土モデルはイギリスのグレートブリテン島で、アングロ・サクソン七王国時代を参考にしています。





【魔大陸】

 人間の大陸からはるか西、海を渡った先にある大陸。


 あらゆる魔族の故郷であり、大魔王が治める大地であった。


 三年前までは当代の大魔王ルシウスが統治していたが、勇者と聖騎士団の侵攻を受けて荒廃する。


 現在はルシウスの肉体から生まれた『六つの宝冠』を、六人の高位魔族が奪い合い、次なる覇権を賭けて争っている。

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