イマジンミラージュ

気まぐれ ずっと前から

蜃気楼に任せて


表現とか

色彩とか

ちょっと違う気がした

揺れ動いた景色だけ

それだけを信じてた

空色のパレットをパレットの上で走らせて

明るい岡を描いて


気まぐれ ずっと前から蜃気楼に任せて

届いてしまえば終わりだけど

気まぐれ ずっとミラージュ

変わり種の定番種 まっすぐ伝えてきたから

これからは現実の中でうがってみてね


疑惑まるけ 無知まるけ

それならまだ知らないの

見えない場所聞こえない音

イマジンで旅に出る

白色があったから土の薫りに気付けた

もどかしいラピスラズリ


気まぐれ ずっと前から蜃気楼に任せて

届いてしまわない様に

光を曲げてるのか 光で誘ってるのか

わからないままでいるなら

ねえ これからは考えなしに踏み寄ってみて


他山の石を踏み歩くたび

多士済済のはざまで

まっすぐ まっすぐ 飛ばすなんて野暮で

華城話屋に泊まって

幸甚が死に絶える

カミツレだけが咲き誇る

ならきっとシクラメン

あたりに咲いてくる

横車は押さないでいて


気まぐれ ずっと前から蜃気楼に任せて

届いてしまえば終わりだけど

気まぐれ ずっとミラージュ

変わり種の定番種 まっすぐ伝えてきたから

これからは考えなしに踏み寄ってみて

―――――――――――――――――――――

 こんばんわ!桜舞春音です✨

 一日に二個投稿してます(^^;)


 イマジンミラージュは恋の歌。 

 ミラージュとは蜃気楼。恋する気持ちを届けられない、だから光が揺れて姿をとどめない蜃気楼にして……という遠投表現。


 変わり種の定番種とはミラージュという車が定番ジャンルのコンパクトカーの中で変わり種であることのダジャレ。

 パレットの上のパレットで前者のパレットは空色のを含む主語でスズキパレット。遊び心にギアが入った鈴菌。


 ラピスラズリは石言葉で真実、幸福。


 華城話屋はかたちはやと読み、桜舞春音の造語。過去 にすがって前を見ない人のこと。


 シクラメンは冬の花で、この楽曲に示された季節春に足掻き咲く=諦めないこと。


 カミツレは花言葉逆境に耐える=片想いを楽しむ。


 そんな細かいこと……みたいな歌詞は直線的にいうのが恥ずかしいΣ(゚∀゚ノ)ノキャーみたいな感情。

 ギターメロディに柔らかいストリングスが流れる楽曲に仕上がりました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る