桜舞春音が作詞作曲してみました。

桜舞春音

1 めがねのおくそこ

わかって アタシの気持ちはずっと変わらないの

強がったり 嘘ついたりするけど

信じて アタシはあの時気付いてしまったの

やっとアタシは真実を‶言える″


概念に縛られていたのはアタシも同じなのよ

それが悪いってわけじゃあないの でも視野は狭かったわ...

知らぬが仏ならもっと楽かもしれなかったわね

だけどもっと苦しかったかもしれないわ


たらればじゃあつまらないわ

あの時した選択は変えられないのよ ねえ

冗談じゃあ味気ないわ

あの時選んだ道は今ココにあるのよ さぁ

どうかしらね その時々都度都度正しい判断は出来ないのよ

アタシは間違えることが得意 ねぇ見てご覧なさい 汚ないでしょうアタシ


でもね わかって アタシのココロはまだ枯れてないのよ

ずっと貴方が輝いていたから 

信じて 一つだけ信じて 一度見つめてほしい

そしたらアタシ 笑顔で死ねる


貴方の隣に居たかったのはそうよ自分の為

アタシがココへ来たのはそうよ自分の為

それまで思ってきた不透明なもんが アタシの中でアタシなりに理解された時

アタシは自分の過ちを悔やんだの


友情で満足なはずよ でもそれもないのよ

妄想で満足なはずよ でもそれも虚しいの

ええ 如何にもなってないわ

その時々都度都度悩み考えて 馬鹿みたいでしょ アタシは間違えることが得意...


わかって それでも知りたいの 貴方からの気持ち 

気にしていないならそれはそれで

信じて 愛という弱さを認めてしまいたい

そしたらアタシ 真実に死ねる


嗚呼 もう懲り懲りよ

アタシののこ優柔不断なくせに偽善ばっか結局なんも中身スッカラカンでいて意味不明な見栄張り知ったかぶり オマケで不安定な気質と自己中

尻拭いさせまくってとうとう臨界点


アタシらしさって何?

生きてる意味って何?

どうせもう未来が訪れないならば...


わかって 愛という何かを見つけた気がするの

貴方への揺るぎない想いを

信じて 一つだけ信じて

この弱いアタシの瞳の奥にあるはずの光を


わかって全て知ることはない

一つずつでいいの 教えてください

アタシが晒した分だけ

信じて この下らない愛に固執するアタシを

やっとアタシは真実を‶言える″


この想いは本物でしょうか


【解説】


こんにちわ。桜舞春音です。

今回の詞「めがねのおくそこ」はある人物を愛した「アタシ」の詞です。


「アタシ」は強がったり見栄を張って嘘をついたりしてしまう自分を嫌っていました。しかし、ある人物を愛したことで以下のことに「気付いてしまった」のです。


「アタシ」は概念に縛られ狭い視野のままつまらない暮らしを送っていました。それは色んなことを知りすぎてしまい、世間が怖く、汚く感じてしまうからでした。さらに「アタシ」は過去の自分がしてきた選択を後悔していました。次第に、間違いだらけの自分まで汚いと言ってしまう様になるのです。しかしそれでも「アタシ」のココロはまだすべてを諦めたわけではないのです。それは唯一の希望だった「貴方」がいたからでした。しかし一度見つめて貰えるだけで死を覚悟できるほどに愛した「貴方」は愛してはいけない、そんな存在でした。


「アタシ」が「貴方」の隣に居たかったのは自分の為でした。安心する、幸せになれる。しかしその気持ちが何なのか「理解」してしまえば、その行動はまた間違いだったことに気付くわけです。そして避けるようになり、友情も妄想も感じられなくなります。それでも尚、「アタシ」は知りたかった、「貴方」の気持ちを。「アタシ」にとって自分が自分でなくなってしまうほどの愛は弱さでした。しかしそれをもういっそ認めてしまいたいくらい、愛してやまないのも事実でした。


それでも「アタシ」は何をしているんだろう、と再び暗い涙を流すわけです。しかしどうせ明るい未来なんてないのだからと、半ば吹っ切れた感じに。そして「アタシ」は、愛というモノが一体何なのかに「気付く」のでした。


—やっとアタシは「愛してる」を‶言える″


愛する人は誰にでもいていいと思います。その中で生まれた悩みや葛藤は大きいですが、素直に愛していると言える二人が結ばれれば嬉しいですね。恋の季節、バレンタインデー、ホワイトデーからは遅れましたが、愛はちょっと重いくらいがちょうどいいのかもしれませんね。


【作詞は毎日投稿です!ぜひコメントなどであなたの解釈や考えをお聞かせください!】桜舞春音

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