異世界に転生したので最強を目指そうと思います

@ya19122007

prologue

第1話 転生からダイジェスト

……ここはどこだ?



俺は車に轢かれた。



意識があるなら生きているのか?



『やぁ、待っていたよ。』


そんなことを考えていると目の前に白髪の青年が俺に喋りかけてきた。しかし俺はまず、ここがどこか分からな。『ここには名前は無いよ。強いて言うなら死者の魂から記憶を消す場所だね。』


「!」


こいつ、一体。


『僕は、簡単に言えば別世界の神だよ。』


「……待て。なぜそんな存在が俺の前にいる?」


『君を記憶を持ったまま僕の世界に来てほしい』


なぜ?


『僕の世界から1つの種族が差別されて絶滅しそうになっていてね。僕が外界に降りると勝手に世界が影響されて壊れちゃうから。他世界の君を強化して助けてもらおうと思ったんだ。』


……メリットは?


『記憶を持ったまま転生出来る。』


……分かった。そのの世界に行く。


『分かってくれて嬉しいよ。それじゃあ君を強化するよ。』


そう言うと神様は……ガチャを取り出した。


……なぜガチャ?


『僕の世界ではガチャでスキルを5個決めるんだ。

君は特別だ。ガチャの中身は全部アタリにしてるから引くといい。』


……まさかガチャとは、しかし全部アタリなら良いだろう。そして俺が回した結果、5個のカプセルが出てきた。それを開けると……



【回復魔法:EX】

最上級までの回復魔法を使える。


【魔力増加量増加:EX】

鍛えたりレベルアップによる魔力増加量が増える。


【魔力質:EX】

魔力の質が最上級になり魔法の効果が上がる。


【結界魔法:EX】

とても細かく設定した結界を張ることが出来る。


【身体強化:EX】

全種類の身体強化を使える。




……正直基準が分からないので強そうとしか言えない。


『…まぁ、アタリの中では下のほうだな。だけど全部アタリだ。何とかなる。頑張れ。』


俺は何故か腹がたったがそのまま意識が途切れていった。



******************************************************そんなこんなで俺は転生した。

俺は転生後、カルという名前になった。

そして俺が転生して最初にやったことは、身体強化だった。


しかし身体強化を使った結果、魔力がすぐ切れてしまった。それから3年間は魔力を鍛え続けた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カル 0歳 level:1


HP1/1

MP10/10


ATK0

AGL0

DEF0

INT98000


《魔法》

【回復魔法:EX】【結界魔法:EX】


《スキル》

【魔力増加量増加:EX】【魔力質:EX】

【身体強化:EX】


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


3年後………………


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カル 3歳 level:1


HP3/3

MP5485/5485


ATK3

AGL4

DEF5

INT100000


《魔法》

【回復魔法:EX】【結界魔法:EX】


《スキル》

【魔力増加量増加:EX】【魔力質:EX】

【身体強化:EX】


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


スキルと成長期のお陰で魔力が凄く増えていた。

後この世界の文字やら歴史やら回復魔法の本を読んでいたらINTが上がっていた。


「母さん。遊びに行ってくる。」


「いってらっしゃい。夕方頃には帰って来てね。

今日はカルの好きなスープよ。」


この人はハル。俺の母さんである。父さんはカズと言って、お金をとても稼ぎ、優しいが殆ど帰って来ない。


俺は今、魔力量だけならBランク冒険者の魔法使いと同じぐらいの量を持っている。

なら魔力より先に自分の体を鍛えるべきなのでは?


そう考え俺は地獄のトレーニングを行った。

トレーニング方法は簡単。

ひたすら鍛えて疲れて来たら回復魔法でスタミナを回復。これを繰り返す。そして俺はこれを繰り返して帰ったら魔力のトレーニングをする。そんな生活2年間した。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カル 5歳 level:1


HP1098/1098

MP9135/9135


ATK2193

AGL2924

DEF3655

INT105000


《魔力》

【回復魔法:EX】【結界魔法:EX】


《スキル》

【魔力増加量増加:EX】【魔力質:EX】

【身体強化:EX】


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


俺はここで数値上ではBランク冒険者と同じぐらいの実力になった。

そして俺はここらで事件が起きた。

俺はいつものように修行して帰っていた。

そこには、誰もいなかった。死体が置いてあり、何かが起きたことが分かる。俺は母さんを探す。

……しかし母さんはもう死んでいた。


涙は出なかった。心に穴が空いた気がした。

俺の父さんは急いで帰ってきた。

父さんは泣いていた。


俺はそれから暫く外に出なかった。

暫くすると父さんが入ってきた。


「カル。お前、学校に入る気はないか?」


「……ごめん。今は外に出たくない。」


「……すまないな。カル。学校に入れ。」


父さんはそう言って俺を外に連れ出した。

こうして俺は国立総合学園に入ることになった。


******************************************************

「すまないカル。でも家に居てもハルは戻って来ない。学園で沢山友達を作って。心に空いた穴を埋めてこい。」

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