指輪と木靴の魔人たち

城 龍太郎

第一章 古びた木靴と指輪

木靴と指輪

 目覚めの気配だ。

 すでに意識ははっきりしていたが、前回どういった経緯で眠りについたのか、それを思い出すのに苦労していた。もしかすると思い出せないのは老いのせいなのかもしれないという思いも浮かんだが、それは絶対に認めたくなかった。結局、記憶が戻らないうちに呼び出されることになったが、どうせここを出ればすぐに思い出すだろうと、あくまでも楽観的に考えていた。

「寝たふりでも決め込んでいるのですか。もうとっくに召喚されていますよ」

 しかし耳障りな、これはあくまでも主観的なものであったが、冷めた声を浴びせられ、ひどく不快な気持ちにさせられた。それからまもなく、その声の主のことを含め、眠りにつくまでの記憶が蘇り、ぼやけたもやのようなものから形成された己の身体の感覚を確かめる前に、彼の深い青色の目が捉えたタキシード姿の男に向かって飛び掛かっていた。しかし男の方もそれは予測できていたといわんばかりにいとも簡単に躱すと、その飛び掛かってきた金色の短髪の青年の背中を蹴り飛ばした。彼はスコップやシャベルが掛かっていた壁に激突すると思われた。

「それで勝ったつもりかよ」

 しかしその寸前で壁を蹴って巧みに空中で方向転換し、再度男に襲い掛かろうとする。だが、そこで彼は違和感を覚えた。

「あれ。ここ、どこだよ」

 彼はそこが戦う場所としては明らかに相応しくない、狭くて薄暗い上に埃っぽい農具や工具などが仕舞われた納屋の中にいることに気付く。

「ようやくですか。相変わらず直情的で救いようのないお馬鹿ですね」

「馬鹿とはなんだ。目覚めたばかりなんだから仕方ねえだろ。どうやったのかは知らねえが、これも全部てめえらの仕業か。俺を大将から離している隙にやっちまおうって魂胆だな」

「気持ちとしてはその通りだと言いたいところですが、もはやそうする必要も無いのですよ」

「どういうことだ」

「あなたは眠りにつく直前のことを覚えていないのですか」

「もちろん覚えているさ。大将と俺たちでいよいよおまえたちのいる城に詰め掛けて、ぶっ倒そうとしたところだっただろ」

「あなたたちが劣勢になって破れかぶれで入城してきたことを、さも勇ましく言わないで頂きたいですね」

「なあにが劣勢だ。てめえらが裏で根回しして何人かそっち側に寝返らせただけじゃねえか」

「世間一般ではそれを作戦と呼ぶのですよ。あなたのような単細胞生物に分かるように説明するのは、宇宙の理を解明するのと同じぐらい難しいことなので止めておきますが」

「口を開くたびに俺のことを馬鹿にしやがって。俺たちに負けた後で、泣きついても容赦しねえからな」

「たとえ寝起きであっても、あの強大な紫色の光に包まれたことは憶えているはずでしょう」

「だからあれもおまえたちの作戦とやらなんだろ。おかげで眠りについちまったようだが、こうして目覚めたからには関係ねえ。とにかくてめえをぶっ倒すまでだ」

 そう言って、彼は膝を曲げて飛び掛かる姿勢をみせる。

「こうなることが分かっていたからこそ、私は召喚しない方が良いと言ったのですよ」

 タキシードの男はうんざりした顔で後ろに振り返る。そこで初めて男の背後に誰かがいることに彼も気付いた。

「誰かいるのか」

 すると男の陰から、年端もいかない大きな目を輝かせた女の子がひょいと現れた。男が「危ないですよ」と注意するが、その小さな足にそぐわない大きな木靴をスリッパのように引きずりながらずんずんと近寄っていき、青年の目の前までやってくると小さく手を振ってみせた。その際、人差し指に嵌められたやはり彼女には大きすぎる古びた指輪が鈍く光る。

「こんにちは。あなたも魔人さんなの?」

 彼は、彼にしては珍しく、眉をひそめる。

「なんで、ガキが戦場にいるんだよ」

「ガキじゃないよ、ミスティだよ」

 彼女は自らの名前を勘違いされたと思ったのか、名乗った。

「いや、そうじゃなくてだな。こんなところにいたら危ねえだろ。どこから紛れ込んできたのか知らねえが、さっさと逃げな。さもねえとこいつをしばき倒す際に巻き込んじまうとも限らねえ」

「そう言うあなたこそ、こんなところがどんなところかも分かっていませんよね」

「そういや、ここはどこだ? てめえ、一般人を巻き込むなんて卑怯じゃねえか」

「話が振り出しに戻りましたね」

 もはや彼は呆れる他ないといった様子で肩をすくめる。

「先に言っておきますが、あなたたちを取りまとめていたガイウスも、私の仲間もあなたの仲間も、さらには決着をつけるはずだったあの城さえも今や跡かたもなく消え失せているみたいですよ」

 それは男にとって全く想定していない言葉であり、数秒ほどはその場で固まってから、「そいつも、俺を混乱させる作戦か何かなのか?」と吐き出すように言った。それはようやく彼が男の話に耳を傾けた証拠であった。

「さすがにこんな突拍子もないことは言いませんよ。もっとも、私たちにとっての現実はもっと突拍子もないことになっているようですけど。つまるところ、戦いはもう終わっているのですよ。それも二十年ほども昔に」

 狭い納屋の中で、隙間風が吹き込む音だけが聞こえていた。



「理解はしていただけましたか」

 タキシードの男は、目の前の彼がようやく暴れなくなったことで、わずかに緊張を緩めた様子で言った。

「よくは分かんねえが、あの紫色の光のせいで、魔人たちは宿物に強制的に戻らされた上に、ほどなくしてほとんどの宿物がぶっ壊れちまったわけだ。つまり、あの戦いの最中に第三者が乱入してきたってことだろ」

「ええ、実のところ、私はあなたたちとは別の勢力が使役させていると思われる魔人が、城の近くに居たのをあの時すでに確認しておりました。おそらく彼らが最終的にあの場を制圧したのでしょう。昔から魔人というものは、この人間社会において表立って活動していたわけではありませんが、我々の主人たちの抗争は知られたところです。ところが、彼女に聞いた限り主人たちのことさえ露ほども聞いたことがないといいます。あくまでも子どもの話であり、あなたよりもせいぜい数分ほど早く召喚されて聞いたことに過ぎないので、まだまだ調べる余地はありますが、城が跡かたもなく消え去ったことは有名らしいです」

「前にユーリさんが教えてくれたの。昔、この街の近くには大きくて立派なお城が建っていたのに、夜中突然光がぴかーんって光ったと思ったら、お城が全部無くなっちゃったんだって。それでね、それは恐ろしいお化けの仕業だから、皆もお城みたいにどこかに連れて行かれちゃうから夜遅くにお外を出歩いちゃいけませんよって言ってたんだ。もしかして魔人さんがお化けの正体なの?」

「ユーリさんって誰だ」

「彼女が暮らす孤児院の寮母だそうです。ちなみにここは孤児院の裏手にある納屋です。敷地内には小さいながら畑もあります」

「どうりで、土っぽいうえに農具がとっ散らかっていたのか」

「ここまでひどく散らかったのは、あなたのせいですけどね」

 タキシードの男は足元に転がるスコップやシャベルを眺めながら言う。

「ねえねえ、魔人さん。あなたのお名前も知りたいな。なんていうの」

 ミスティと名乗るまだ年齢が二桁にも達していないという少女は、そのはつらつとした見た目通りの強い好奇心が抑えきれない様子で彼に尋ねる。

「ほう、俺のことが気になるか」

「わざわざ召喚したのだから、名前ぐらい聞くでしょう」

 男の冷静な言葉を彼は無視して、勇ましげに答える。

「いいぜ教えてやろう。俺の名前はメイクアスター。巷では木靴の魔人なんて呼ばれている。とりあえず一つ言えるのは、俺を召喚できたおまえは最高にツイているってことだ。俺ほど速くて強い魔人はそうそういねえからな」

「そういえば、さっきもすごい速い動きだったもんね。名前も格好良いなあ」

「お前、ミスティとかいったか。なかなか見どころがあるじゃねえか。俺の弟子にしてやってもいいぜ」

「私ね、足の速さにはちょっと自信があるんだよ。院の中でも結構速い方なんだよ」

「そいつはなおさら良い。せっかくなら俺と一緒に世界一を目指すなんてのはどうだ」

「そんなどうでもいい話で盛り上がらないでくださいよ」

「どうでもいいことなんてあるか。俺の目標は光よりも速くなることだ。光速を越えれば、世界一も夢じゃねえだろ」

「光? すごーい、そんなに速くなれるんだ」

「もちろん、俺についてくればいつかきっと届くさ。やる気も十分だし、さっそく修行だ。まずは滝に打たれて精神を鍛えるぞ」

「押忍、師匠。ミスティ、頑張ります」

「ちょっと待ってください」

 そのまま納屋から出ていこうとする二人を呼び止める。

「なんだよ、アンドレ。俺の邪魔をするってなら容赦しねえぞ」

「まだ十にも満たない少女を滝下に放り込もうとすれば、止められて当然でしょう」

「子どもだろうが大人だろうが、そいつが本気なら俺も全力で応えるまでだ」

「別に修行云々は私の知らないところで勝手にやればいいですが、彼女に何かあったら私まで危険に晒されることになるのですから、それだけは忘れないでくださいね」

「そうなの、アンドレお兄ちゃん」

 そこでミスティはようやく足を止めて、アンドレの方を振り返る。

「この馬鹿を召喚する前にも話しましたが、あなたが宿物、我々が住み着いているものから呼び出したのですから、今の私たちの主人はあなたです。あなたは私たちを自由に使うことができますが、あなたがその指輪を嵌めたままうっかり転ぶようなことがあって指輪を壊してしまえば、私は死にます。そうでなくとも宿物への衝撃は我々にも直接伝わり、だからこそ宿物を持っている人間の命令に我々は背けないのです」

「そうなんだ」

 彼女はあたかも初めて聞いたかのように驚く。

「その指輪を嵌めて私を召喚してからというもの、ずっと興奮した様子で私のことを眺めていましたが、案の定こちらの話は全く耳に入っていなかったようですね。また改めて説明しましょう」

「それじゃあ、指輪も靴も大事にしまっておかないといけないね」

「そういや、俺の木靴やこいつの指輪は一体どこで拾ったんだよ。俺たちの前の主人たちはもうくたばっちまったのかもしれないが、どうやってミスティの手に渡ったんだ。そもそも召喚する方法もよく分かったな」

「何も知らないミスティはともかく、あなたはまず真っ先に聞くべき話でしたね、それは」

 アンドレは彼を小馬鹿にするが、ミスティは素直に答える。

「それはね、全部この紙に書いてあった通りにやったの。ほら、メイクお兄ちゃんのときは木靴を履いて、右足を一歩前に出して踏み鳴らすって書いてあるでしょ」

 そう言って、彼女はちょっとぼろい青い上着のポケットから折れ曲がった便箋を取り出す。

「今朝方、彼女宛てに指輪と靴が一緒に送られてきたそうです。しかも送り主は不明」

「私ね、今日はいつもより早く目が覚めたから、朝ごはんを作っているユーリさんのお手伝いをしようと思ったの。だけどその前にポストに新聞を取りに行ったら、郵便受けにこれが入っていたんだ。私宛てに荷物が届くなんてこと今まで一度も無かったからびっくりしちゃって、だから皆に内緒で先に中を見ちゃおうって覗いてみたらこの便箋が入っていて、誰もいないところで開けるように書いてあったの。その時はお手伝いしたくて時間がなかったから、お昼ご飯の後にしたんだ。この後はいつもお昼寝したりで時間があるから」

「そいつはつまるところ」

 メイクは神妙な顔で呟き、二人も彼の方を見た。

「どういうことなんだ?」

 アンドレがため息をつく。

「あなたは分かっているでしょう。人間に比べたら魔人は希少な存在であり、我々の存在を知っている者さえほとんどいない。これまで歴史の裏で暗躍することはあっても、あまり表舞台には出てきませんでした。何かしらの物に宿る魔人は、召喚に成功した人間の道具として使われてきましたが、彼らの大半は魔人を使役していること自体、隠したがるものです。明るみになれば、いつ誰に宿物を奪われたり壊されたりしないかと気が気でなくなりますからね。つまるところ、子どもにプレゼントとして贈るような代物ではないのですよ。しかも一度に二つなんて異常です」

「プレゼントにしたって、こんな古い木靴を今更履きたがる奴もいねえもんな」

 彼自身も履いている全く同じ形の木靴を見やる。

「我々は二十年ほど前に城で発生した紫の閃光によって半ば強制的に封印されたわけで、それを主人がどう扱ってどのような巡り合わせで今ここにあるのかは当然知っておきたいことです。先ほど彼女に尋ねてみましたが、やはり送り主に心当たりはないようでした。自衛のために修行を積むのも結構ですが、まずは情報を集める必要があります。そして何より、我々もこの二十年後の世界にいち早く慣れるべきでしょう。二十年も経てば、一般常識や世界情勢が変わっていてもおかしくないですからね」

「もしかしてだけど、魔人さんたちってとっても長生きなの?」

 アンドレは彼女が話について来られているとは思っていなかったが、彼らの年感覚が人間と異なることにはすぐに気付いたようだ。

「そうですね。一般的には、魔人が宿っている物、我々であればその指輪や木靴が壊されたり朽ち果てたりしない限りは生きていられます。中には千年近く生きている魔人もいます」

「ええ、すごーい」

 二十年という年月さえ掴み切れないはずの子どもが千年と聞けば、驚いて声をあげるのは仕方ないことであろうが、「あまり声を上げないでください」と彼は注意する。

「逆に言えば、先ほど話した通り、宿物が壊れてしまえばそれまでなのです。仮にあなたが壊さなかったとしても、他の子どもが見つけ、乱雑に触った拍子に壊れてしまう可能性だってあるわけです」

「そっか、院には小さい子も多いからちょっと危ないかも。ビッキーやスマッシュなんかはよく物を壊してユーリさんに怒られているよ」

 それまで無邪気にはしゃいでいたミスティであったが、それを聞いて不安そうに眉根を寄せる。

「あんまり脅してやるなよ。ミスティなら大丈夫さ。どうにかなるだろ」

「相変わらずの能天気さですね」

「これだけは自信を持って言えるが、間違いなくミスティは主人としては当たりさ。しかも飛び切りの大当たりだ」

「私、大当たりなの?」

「なんたって俺のことを師匠と呼んでくれたからな」

「そんなことはどうでも良いですが、実際こうやって話してみたところ、歳の割には話が分かる方だとは思います。ただ、やはり社会的地位もなく、非力な子どもというのは相当に心配ですね」

「そうは言うけどよ、おまえだってこれまで何人もの主人に仕えてきたんだから分かるだろ。話が通じるだけでも大半の人間よりはマシだ」

「確かに、話を聞いてくれるという条件だけで絞っても、すでに私が仕えてきた七割以上の人間よりもマシなのは間違いないですが」

「話を聞くのは普通のことじゃないの」

 ミスティは不思議そうに首をかしげる。

「そうですね。普通のことだと私も思いますよ」

 そこでアンドレは笑った。するとメイクはぎょっとした顔を見せ、「おまえ、他人を馬鹿にするとき以外にも笑うことがあるんだな」と口にする。

「やはりこの男は召喚してほしくなかったですね」

 彼は顔をしかめる。

「ははあん、なるほど。俺にミスティを弟子にとられて悔しいんだ」

「昔からあなたのそういった幼稚な言動が本当に嫌なんですよ。仮にも百年以上は生きているというのであれば、相応の振る舞いをされたらいかがですか」

「他人を馬鹿にするのが年の功だと思っているとしたら、相変わらずいかれてやがる。なんだったら俺がてめえの頭に蹴りをぶち込んで治療してやろうか」

「いえ、結構ですね。代わりに私が先ほどのようにあなたを足蹴にして差しあげますよ。あなたの修行とやらの一環にもなるでしょうし、私もその減らず口を聞かずに済みます。まさに一石二鳥ですね」

「さっきのは身体がなまっていただけだ。それに、そう言いながらも、毎回俺の鮮やかな蹴りで返り討ちにあっているじゃねえか」

「返り討ちではなく、命からがらなんとか生き延びただけですよね。私が見逃してあげているだけでしょう」

「おまえ、それ前回も言っていたよな。何度同じことを聞かせるつもりだ、ああっ?」

「そんなに死に急いでいるのでしたら、お望み通りに逝かせてさしあげますよ」

「てめえの背中に幾つ足跡をつけられるか、今から楽しみだぜ」

「喧嘩は駄目だよ、二人とも。仲良くしないと」

 すでに一触即発の状態にある二人の間に、ミスティが割って入る。

「ミスティ。申し訳ありませんが、主人の命令といえども、この馬鹿と仲良くすることだけは聞き入れられません」

「そうだぞ、ミスティ。いくら大海原のように広い心を持った偉大なるメイクアスター様でも、この指輪野郎だけは見過ごせねえんだよ」

 それでも二人はいがみ合うことを止めず、今にもどちらからともなく手を出して、決戦の火蓋が落とされるところであった。

「ミスティ、どこにいるの」

 しかしそこで納屋の外からミスティを呼ぶ少女の声が聞こえてきて、二体の魔人は我に返った。

「あっ、そうだ。今日の午後は皆で買い物に行くんだった」

 ミスティはたった今それを思い出したようだ。

「早くしないと置いてかれるわよ」

「えっ、やだよ。今行くから待って」

 そこでミスティは声をあげて返答してしまい、それからすぐに自分でも「あっ」と言って口に手を当てたがもう遅い。

「どうして納屋の中なんかにいるの」

 外では少女の声が徐々に近付いている。

「どうすればいいかな」

 ミスティは慌てた様子で二人に尋ねる。

「ひとまず我々を宿物に戻しましょう。あなたが望むときに、いつでも自由に出し戻しできますからね。召喚のときだけ宿物を使って下されば、後は基本的にしまっておいて大丈夫です」

「そうなんだ。じゃあ、二人とも戻って」

 ミスティがそう言うと、二体の魔人の身体はおぼろげになってかすんでいき、それぞれの宿物に戻っていく。それからぼんやりとした青い光が放たれると、古びた指輪と木靴だけが残った。そしてミスティが持ってきていた茶色の可愛らしい肩掛け鞄の中にそれらを詰め込んだのと同時に、納屋の扉が開く。

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指輪と木靴の魔人たち 城 龍太郎 @honnysugar

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