平和な追い詰め
「そうは言ってもさ、やることやんなきゃ、ね?」
友達が、貼りつけた笑みを浮かべている。もう言い逃れは出来ない、というか言い逃れしすぎた……。
「やんなきゃ一生進まないの、分かってるよね?」
友達は、鞄の中から悍ましいモノを取り出した。
「進級条件の課題、早く終わらそ?」
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