戦慄の暇人

saito sekai

実話を、元に創作。

私は久しぶりに帰省した折り、懐かしい通学路を散策していた。すると、見たことがない奴か話しかけてくる。

「よぉ、帰ってたんだ?」

誰だろう…こんな奴知らない…

「すいません、人違いでは?」

「俺だよ、俺。もうすぐ同窓会が始まるから、行こう」

なんとなく促される様に付いて行ったが、途中で怖くなり走って逃げたのだ。


それを、たまたま会った幼馴染みに話した。「知らない奴が知り合いの様に振る舞った、不気味だったよ」すると、彼は答えた。

「ああ、そいつは只の暇人なんだ」完

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戦慄の暇人 saito sekai @saitosekai

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