『シップをねらえ!』

やましん(テンパー)

『シップをねらえ!』


 これは、基本的に、フィクションです。




 やましん


 『ど。どしよ。あと、630ドリムしかない。』



 薬剤師さん


 『あ、また、来た。今日3回目だな。いいかげん、買ったらいかが。』



     😂😂😂😂😂😂😂



 肩が痛い、背中が痛い。腰が痛い。足が痛い。足の裏が痛い。


 シップを買おうと思ってはいる。


 しかし、まずは、食料品だ。


 最近の値上がりは、家計を重爆撃している。


 3千ドリム持ってきてはいたが、あっという間に、半分になった。


 お手洗いの壁が落ちかけていたのを思い出して、接着剤とか、さらに、シャンプーや石鹸が無くなっていたことを思い出して、とにかく100均で買い揃えた。

 

 それから、また、薬局に見に行って、思い出した。


 びーちゃんが、パンを🍞買ってこいと要求してきていたのである。


 結局、のこり、600ドリムちょっと、になった。


 シップを買うだけの、残りがない。


 最低でも800ドリムするからね。


 やはり、いつもの、ように、一番安い、ローションしかないか。


 あれなら、550ドリムだし。



        👛



 やましん


 『あの、これください。』



 薬剤師さん


 『はい。550ドリムです。』



 やましん


 『あ、あの、やはり、高い方が効きますかしら。ははは。』




薬剤師さん


 『まあ、痛み止とか、入ってますから。』




 やましん


 『ああ。ははは、ま、今日は、これで。』




  やましん、立ち去る


 

 やましん


 『やれやれ、なんとか、買えた。も、残りがないや。どしよ。』




 薬剤師さん


 『やれやれ。毎日見に来てるし、定期的に買ってゆくし、悪い人ではないけど。結局は、いつも、同じものしか、買わないし。』



        🔳



 2週間後、肩こりなどが、さらに激しくなったやましんは、ついに決意を固めて、ちょっと高いシップを買いに来た。


 しかし、食品などは、さらに値上がりしていたのである。



 先に、シップをねらえ! 



     🍱 or 🧴  or  🔳



 

 

 

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『シップをねらえ!』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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