焔と冰の少年は最強へと駆け上がる
熊の手
転生・成長編
第1話 転生
昔から才能ってのが嫌いだった。どんだけ努力しても才能があるやつが同じ努力をすれば自分以上の実力になる。そんなこの世の中が嫌いだ。
この世は才能で形成されている
なんか目覚ましたら
いや俺ピチピチの学生だったんですけど。
死んだ記憶もないまま転生とかヤダよ俺。
色々と考えてたらめっちゃ美人なお姉さんが来た。本能で察したよね。これオカンだわ。
えー見た目だけなら勝ち組じゃないですかぁ〜!
前世の女優なんて非じゃないですよこれ。
ん?俺今赤ちゃんでしょ?オカン来たでしょ?やることって一つしかない気が…
あーちょっと待ってオカン!!
駄目!中身健全な男子高校生にそれは駄目よ!
あっ、そんな服をはだけさせたら…
ちょ、ちょっと待っ……
結局抗えませんでした。
やっぱね。バブちゃんの俺に腹が減ったと言う本能には抗えないんですよ。
てかここどこよ。
あ、家の事じゃないよ?この世界の事だよ。
なーんか日本じゃなさそうなんだよね
なんか家にいる人もカラフルな頭してるしさ。俺はまだツルツルだけどね!
どこだよここ!異世界じゃなくてなんか他国の人がいっぱいいるだけの場所か?
あーやっぱ異世界ですねこれ。
隊長、私魔法的なのを確認しました。
異世界じゃない訳がない。んーここら辺は大きくなってから考えるか。
やっべ眠くなってきた…お休み…
◆─三年後
いやーもしかしたら夢かなーと思ってたけど三年経っちゃいましたね。
俺マジでどうやって死んだんだよ。
まぁ過ぎたこと(三年経過)は置いといて
この世界は魔法ってか加護ってのがある世界らしい。異世界って感じするね~
みんな5歳の頃に加護を授かるらしい。
まぁ魔法もあるんだけどね。
魔法は努力で手に入るもので加護は体質みたいなもんよ。
転生して数日後にオトンがやって来た。
まぁイケメンっちゃイケメンだったよね
雨宮 大五さんです
オトンどんなんかなーって思ってたけどそりゃあ美女の旦那はイケメンって決まってるわけで。まぁそりゃイケメンだったよね。
オトンが濃い青っぽい髪色だったから俺の髪色メッシュなんだよね。
あとオトンイケメンだからだろうね。
義理のオカン二人いたんだよね。
ギスギスってわけでもなく俺のこと可愛い可愛い言ってくれる嫌いにもなんないよね。
てか義母も実母も美人なんよ。
オトン羨ましいなおい(棒)
まぁ一応親の前でオカンとかオトンとか言えないんでちゃんと母さん父さんって呼んでるよ。
だって俺がちゃんとしないとオトン達が恥かいちゃうからね。
ちなみに3歳に入ってから勉強が始まった。
この国には七賢者って呼ばれる人と九頭竜騎士といわれる九人の騎士がいるらしくその戦力と広大な敷地により大国と呼ばれているらしい。
七賢者と九頭竜騎士ってようは魔法の最強七人と騎士最強九人ね。
やっぱ日本じゃないじゃん。
ちなみにオカンのオカン、俺の祖母が七賢者でオトンは若いながらも九頭竜騎士の一人らしいよ。
国の一番偉い人も民に慕われてるらしいし平和な国に転生できてよかったよ俺。
これが戦争バチバチやってる国だったら俺生きていける気がしないよ。
やっぱこの家に生まれたからには俺も騎士か魔術師になんないと行けないのかな?
俺はこよなく
戦争なんてごめんだね!
てか俺の加護ってどんなんになるんだろうか。雷の加護とか憧れるよね。
雷って技にするとカッコいいやつしかないのなんなん?
子供の頃テレビとかで雷の技使ってると目キラキラさせながら見てたよ俺。
なんか炎とかより
そういえばステータスって読んだらスキルポイントってのがあったんだよね。
◆ 炎魔法 SP1
◆ 雷魔法 SP1
とかこんな感じだった。
ちなみに今俺は転生特典かは知らないけどSPを300保有してる。そんな中俺が選んだスキルはこれだ。
◆ 空間魔法 SP80
◆ 消費MP大幅軽減 SP50
◆ 無効貫通 SP170
とりあえず無効貫通だけは取っておきたかった。空間魔法が禁止されるところにも入れたりするし。
まぁ炎が効かない相手に対して炎が効くようになるとかそんなスキルだ。
ちなみに空間魔法は結構MP使うんで消費軽減は必須。
いやースキル取ったのは良いけどまだ魔力量とかが、
「四季ちゃーん。勉強の時間よ~」
「はーい」
てなわけで雨宮 四季くん 3歳
勉強をします。
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