訓練の間
最初は説明を聞いても半信半疑だったけど
友達になることが出来たエンを疑う訳にはいかないから
エンの言葉に甘えて訓練の間を使わせてもらうことにした。
訓練の間では自分が戦いたい魔物(このダンジョンにいる物のみ)を
好きに呼び出すことが出来る。
まあ倒してもドロップ品はないけど。
「エン!次はマンドッグを100匹頼む。」
このようにエンに話しかけるとエンが訓練の間の外から対応してくれる。
「マンドッグはもう何匹いても余裕だな。」
『まあお主がこの訓練の間に入ってからすでに300年は経っているからな。』
「もうそんなに経つのか。
エンとニースと過ごす時間は楽しいから時間の事なんて忘れちゃうよ!」
「ぴぎゃー!!」
『ふんっ
そんなこと言ってもなにもやらんからな!』
ニースは素直にうれしそうにとびかかってきた。
エンは照れ隠しをしているようだ。
ちなみに食事はエンが用意してくれるのだが
この日の食事はいつもよりもかなり豪華になっていた。
「よし!とりあえずあと700年くらい訓練しようかな。
とりあえず明日からは魔物の強さを少しずつ上げて行って
100匹同時でも倒せるようになったらまた魔物の強さを上げるって
感じでやりたいんだけどいいかな?」
『ふむ。
合理的だしそれがよかろう。』
エンに手伝ってもらっての訓練はかなりいい感じに進んでいた。
ちなみにニースに関しては別の訓練の間で訓練しているから
どれくらいの強さなのかは全くわからない。
まあエンがそこらの魔物には負けないっていうくらいだし
心配ないだろう。
そしてとうとう訓練の間に入ってから1000年が経った。
この1000年でマンドッグに苦戦していた俺が炎天のダンジョンなら
1人で簡単に攻略できるくらいの力を身に着けた。
この1000年で本当に強くなることが出来たと思う。
本当にエンには感謝しかないな。
「エン、本当にありがとうな。
俺のために時間を使ってくれて、あの時殺さないでいてくれて。
俺とニースはここから出ていくけどまた遊びに来るから
俺以外の奴に倒されてくれるなよ?」
『ふっ
我を何と心得る。
そこらの人間ごとき指先一つで粉々にして見せよう。
たまには遊びに来い。』
「ぴっぴぴぎゃー」
『ニース、お主も強くなったの。
またいつでも来るがいいわが友たちよ。』
はずれスキルガチャ まさ @masa892300
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