2023/5/29 月・曇り・ピリオド、いちおう

 流石に連勤が続くと自室の掃除をする人がいないのであんまりな状態になっている。掃除機をさっとかけて換気をしたあと、すぐに病院に行く。いつもは10時頃までぐうぐう眠っている私が、こんなに素早く行動するのも珍しい。

 


 あんまり調子が良くない。


 小説の手直しばかりやっていて新作が書けない。書きっぱなしの中途半端なものがカクヨム上にゴロゴロしていてスッキリしない。一個ずつ片付ければいいだけなのだけど、それも気が乗らない。大きな仕事がドンと私の日常の中央に腰を据えていて、それにかかりきりだ。


 そろそろ日記も締めようかな、と思っている。

 空前の日記ブームは去ったし、そも私がこのオープンな日記に書くことができるようなネタを用意できなくなった。

 溜まっていくのは、ごくプライベートでとてもお見せできない暗い澱ばかりである。


 こんな暗い終わり方もないなと思うので、姪の話をしよう。

 この前寝返りを打った。首が座り、おしゃべりが達者だ。妹から送られてくる写真の中に成長を見つけるたび嬉しい。

 この歳で絵本を読む姪はおそらく世界で一番頭が良くなるに違いない。アインシュタインも顔負けの舌を出した写真が全てを物語っている。

 彼女が大きくなったその時、私の書いた何かが彼女の隣にあってくれればいい。おばさんはこんなものを書いてたんだよとか言ってほしい。

 できればその時まで、私も現役で足掻いていたいものだ。

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