前のエピソード――スッポンタケ　

コメントの中にキクラゲの話があったので、今回はキクラゲを取り上げてみたい。キクラゲと言えば焼きそばに入っている黒いコンブみたいなやつで・・私は別にあれは無くても良いのだが・・　なぜか焼きそばにはキクラゲがつきものなのだ。

キクラゲの仲間は　キクラゲ・シロキクラゲ・ハナビラニカワタケ・アラケキクラゲ・ニカワハリタケなど食用になるキノコが多いのだが・・もし食用にならなくても　キクラゲの仲間には毒タケが無い。これがキクラゲ属の良いところだ。もちろん毒が無いからと言っても硬いものとか不味いものは食べられないのだが・・

キクラゲやアラケキクラゲは中華料理の材料としてかなりの量が栽培されているようだが、シロキクラゲやハナビラニカワタケも近年健康食品やサプリの材料として商業的に栽培されているようだ。写真では食用のキクラゲ属を取り上げた。

（クリックして画像へ・・）

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330655163535402

キクラゲは山でなくても、庭の木の切り株やイチジクの木の切り株、柿木など広葉樹なら何の木でも生えてくるので　市街地の庭や公園などでもよく目にする。キクラゲのようなキノコを見掛けたら・・　この仲間に毒タケが無い事は解っているので・・　どうぞ自己責任で食してみて頂きたい。酢の物とか　中華スープとか　焼きそばなどに合うかも知れない。