きのこの森へようこそ。🌳🍄🍄🌳

紅色吐息(べにいろといき)

キノコの森へのお誘い

キノコは、菌糸と呼ばれる糸状の細胞がネットワークのように繋がった形で生活しているが、この菌糸が成熟すると子実体を作り 胞子を飛ばして繁殖 する。 その子実体が目に見える大きさのものを「きのこ」と言い  子実体が極小の物は「カビ」と呼んでいる。カビも顕微鏡で見れば小さなキノコを作って胞子を飛ばしているのでカビとキノコの明確な区別は無い。


きのこは植物の枯れた葉や木、動物のフンなどを 、酵素を出して分解し それを養分にして生活している。葉緑素は持たず葉も無く花も咲かさないので植物ではなく菌類になる。

(画像へ)

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330660024970927


菌類は大きく分けて キノコ・カビ・酵母があり、キノコは食用として カビは抗生物質などの薬品として、酵母はお酒や酢、納豆やヨーグルト・漬物として 我々人類は古くから利用してきたのだ。


米や麦をお酒に変えるのも 果実を発酵させて酒をつくるのも、 さらに酢酸菌を加えて酢酸発酵させ酢を作るのも酵母という菌類の仕事である。つまり菌類は何かの原料を酵素を使って分解し別の物に変え、まるで化学プラント工場のような仕事をする生き物なのだ。味噌や酒・醤油・ヨーグルト・納豆・チーズ・漬物なども菌類が居なくては我々の食卓には上らない。


キノコは枯葉や枯れ木、動物の遺体やフンなどを酵素によって分解し、生命のリサイクルに貢献している。菌類が居なければ動植物の遺体やゴミばかりが増えて地球の生態系が成り立たないのだ。


現在日本には5000近いキノコが存在すると想定されているが 種類として登録されているものは2000ほどだそうだから キノコの森は まだまだ未知の世界なのだ。

このエッセイでは毎回画像付きで、キノコの棲む未知の森へ分け入ってみたい。 




**追記**


この作品は画像リンクが前提で執筆をしています。

アプリで見ている方は是非ウエブサイトから読まれることをお勧めします。


https://himeco.xsrv.jp/sbottle/0/index.html


こちらから入れば私の作品が整理されています。

よろしくお願いします(^_-)-☆)

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