第47話
タマの女性化。
それに対する猫たちの反響はすさまじく、僕を置いてけぼりで人化に関する技術について猫たちはやいのやいのと騒いでいた。
「……」
僕は何のためにここに来させられたんだ?
何も出来ることもないし、何も話を振られることもないのだが……マジで僕は何のためにここにいるのだろうか?
端っこで体育座りしてタマを待っている僕は自分の存在理由について自問自答し始める。
「ちゃんと子宮も人間仕様か?」
「もちろん……つい最近吾輩は人間で言うところの生理を経験したのだが、かなりきつかった……人類とは凄いのだな」
「むぅ。やはりつらいのか」
「人間になるのは少々抵抗感があるかも」
「というかタマってば雌だったのね……」
「……なんと今更な。吾輩はずっと女である」
「一切雄の影がなかったから……」
「私の感性に触れる男がいなかっただけである」
「独特だよねぇ……私的には恋愛感情が理解出来ないんだけど」
「子孫を残す行為は子孫を残す行為として当然に行うべき行為であるよな」
「うん。別に抵抗感とかないよね」
猫たちがやいのやいの言っている……美女の周りに集まる大量の猫とか景色としては最高じゃない?
……スマホがッ!スマホさえあれば……ッ!!!
これを取ってSNSに挙げられたのに!絶対万バズ行く。完璧すぎるもん。この絵。
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