2023/06 カクヨム「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」

【詳細URL】

 https://kakuyomu.jp/contests/dokusho_time_2023/detail


【応募作】

 お小遣い勇者とガチャの魔王

 https://kakuyomu.jp/works/16817330658328083804


【事前作戦】

 子供さんにアピールしそうな話ということで、「子供にとって身近で切実」かつ「自分にもある程度は感覚がわかる」ネタを考えてみたところ……「ソシャゲのガチャ課金問題」を思いつきまして。

 ソシャゲのガチャ、大人でさえ欲望をセーブするのが難しいので、お小遣いが限られている子供さんたちにとっては本当に切実な問題だろうなと思います。大人は好きなだけガチャ引けてずるい! と泥沼思考にはまっちゃう子は、いるんだろうなと。

 なのでコンセプトとしては、「これを読んだ子が、有償ガチャとの付き合い方を少し改善できるような」話にできればな……と思いつつ書きました。


 本作はプロット段階で一度講評を通していまして、その際には「読んだ子が成長できるようにすること」「お金を出してくれる大人が引かないような、タイトルやあらすじにすること」などを助言いただきました。その他にも、いろいろ内容に関してアドバイスをもらっています。

 そんな次第で、プロットはがんばったのですが……色々あって5月中にほぼ本文が進められず、ラスト2日ぐらいでの突貫作業になってしまったのが本当に悔やまれます。多分、文章がとても粗い出来になってると思います(読み返す勇気がない)

 賢いヒロインもものすごくギリギリ進行だったので、計画性をもうちょっと身に着けたいですね……。


【事後ふりかえり】

 中間落ちでしたが、落ちるべくして落ちた、というのが正直な感想です。

 良いものを書いたという手応えが、このときまったくなかったですからね……。


 個人的な所感としては「子供ナメてた」気がしています。

 今回、対象年齢は小学校高学年~中学生だったわけですが、このくらいの年齢の子供のストーリー理解力ってそんなに低くない気がします。

 私自身が中学時代に何読んでたか思い出してみれば「指輪物語」とか「銀河英雄伝説」とかふつーに読んでましたしのう。

 そこまで難しい本は読んでない子でも、ジャンプの人気作とか「進撃の巨人」とかをふつーに理解して読んでるわけで。

 そういった対象に向けたものとしては、話が単純で子供っぽすぎたなと反省しております。


 児童向けを今後書くことがあるかどうかは未定ですが、次をやるとしたら、今度こそは想定対象を適切に把握して臨みたいと思っています。

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