第1章 第3話 〜信長は、異世界に来ての初戦闘……。〜

「それでは、勇者エミリア VS 我が魔王……織田信長様。試合開始!!」


 なんか、凄い施設闘技場に案内されてからのこれだ。我……何かしたのだろうか?


 と、思いながらも先手はエミリアだった。

剣を出して、攻撃してくる。


 それを我は、赤薔薇の剣で受け切る。


「なんだ。これ……刀よりも……扱いやすいぞ!!」


「そちらの剣は、基本……刀よりも劣ってるか同等かの扱いやすさを向上し、刀よりも優れてる剣を生み出しました。私達の自信作です。」


 なるほどな……。有難い……な!!


 と我は、剣同士の対決でエミリアを跳ね飛ばした。すると、エミリアは……壁の方まで飛んで行った。


 なるほど、これが今の我の力か……。

そして、エミリアは……詠唱を唱えた。


「何か来る……。」


「魔法詠唱です。」


「なるほどな。」


 そして、我が虚無属性魔法を使って無効化させる。


「……!!」


 勝つ為には……これしかない。

でも、どうするか……。


「呼吸魔術……発動する。」


「まさか、信長様……!!」


「そのまさかだ。」


 我は、行き当たりばったりですぐに勝っていた。自分で言うのもあれだが……戦略が良すぎたのだろう。だが、そこから得た知識は……ほぼ、ないに等しい……。ならば……。初めて経験しようではないか……。この究極的な土壇場で……な!!


「アカシック・コード……発動!!」


 ……と・・・。

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