第1話への応援コメント
恋に限らず、大切なものを秘しておきたいという思いは、私にはとてもよく分かります。
私の場合は、誰かに晒してしまった時点で何となく穢れてしまうような感覚があったりします。
ただ……何となく不吉なものを感じてしまうのは、最後の花片が散る描写と、軀という文字のせいでしょうか。
まさか「わたし」は、死んでたりしません……よね?
冒頭のオホーツク文化、すごく興味を惹かれて調べてしまいました。
浪漫ですね。
作者からの返信
夏井涼さん
大切なものは秘しておきたいですよね。
そうして、自分の中で大切にするのです。
特に恋心は大切に秘しておきたいです。
「わたし」は死んでいません。
なんていうか、死んでもあなたのことを思っているとか
死んでらあなたのところへ行くとか、そういうイメージがあったので
あのような話になりました。
もともと、「死」をテーマに書こうかな、と思っていたので。
(書けなかったけど。)
(死、というより、切ない恋心なのです。両想いだけど)
オホーツク文化、とってもおもしろいんですよ。
わたしは本を読みたいです。
編集済
第1話への応援コメント
思ふこと むなしき空の
なか空に 絶ゆとも絶ゆな
つらき玉の緒
藤原定家
あ〜。たまのをってタイトルがあったら読みにきちゃうじゃないですかっ。
秘めやかな雰囲気があって、すごく良かったです。
愛情が、深い彼女。
思いを、秘めていたい。思いは、秘めてこそ、香り高く、息づくのだから。
男性がちゃんと受け止めてくれてるか少しだけ不安になっちゃいます。
この会話だと、大丈夫そうかな。
作者からの返信
加須千花さん
コメントもレビューもありがとうございます!
定家のそのうた、いいですねえ。
「玉の緒」つながりで。
定家は「絶ゆとも絶ゆな」なんですね。深いなあ。
この二人はちゃんと両想いっていう設定です(得意な裏設定!(笑)
現代人って、なんでもかんでもあけすけに言うけど、
ほんとうは秘めてこそ、だと思うのです。
和歌にはそういう感じがあって、好きです。
わたしも和歌から作ってみようかな。
この話は、最初はオホーツク文化なのです(笑)。
和歌、いいですよねえ。