最終章 登場人物紹介と設定資料集

※ 魔王との戦いから3年後の設定で書いております。

 

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モカ・フローティン 23歳女性

 学生時代は歴代最高得点(当時)を叩き出した天才魔法使い。

 冒険者になってからは、史上初めて古代の迷宮第5層へ到達した。また、魔王討伐隊にも参加。その実力が評価され、現在は新設されたヴァルク野村の冒険者ギルドのギルドマスターを務める。

【名前の由来】モカ・プロテイン



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マチョダ・ゲンキ 51歳男性

 マッチョ。

(その一言で全ての説明がついてしまうのが、この物語の恐ろしいところ)

【名前の由来】マッチョだ、元気!



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ユーサン・ソウンド 23歳男性

 モカちゃんのことが大好き。でもそんなことを本人を目の前にしては言えない「ザ・イケメン妄想男」

 魔王との戦いの後、国家魔術師に引き抜かれる。そしてしれっとヴァルクの冒険者ギルドとのパイプ役を買って出て、頻繁にモカに会いにいく。

【名前の由来】有酸素運動



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シック・スパック 18歳男性(彼だけ登場時の年齢)

 悪魔教の教祖の息子。そのことを隠して魔法学園オリンピアに入学。教祖である父から、卒業時の認定試験において悪魔を呼び出すように半ば洗脳されている状態だった。

 冬休みに悪魔教がヴァルク野村を強襲した際、シュワルツから叡智の腕輪をもらうも、お墓の後始末が悪かったせいで、彼女の怒りを買う。

【名前の由来】シックスパック(六つに割れた腹筋)



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魔王(名乗る前に瞬殺)

 シック・スパックによって呼び出された悪魔の王。

 火・水・風・土の四大属性全て、最高レベルの魔法を使うことができる。

 この世界を滅ぼす存在でありながらも、マチョダに瞬殺。



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スリムゥ、レンダ、リーン(みんな23歳女性)

 ヴァルク野村を起点にして活動する冒険者。

 最近は冒険するよりもギルド内でおしゃべりばっかりしている。ユーサンとモカが早くくっつけば面白いのに……とお節介ばかり焼いている。

【名前の由来】スリム、スレンダー、リーン(引き締まった体という英語)



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シュワルツ

 ヴァルク野村に住んでいる伝説の魔法使い。100年前に亡くなっているので、実体はない。ムキムキの筋肉が大好きで、イイ男を見つけると憑依ひょういし、筋トレをしまくってしまう。(これを、「ツェネガる」*1と言う。)


*1 マチョダにシュワルツが憑依(当時は融合という言葉を使っているが、実質憑依したようなものである)したときの名前が「ツェネガー」だったことによる。

【名前の由来】アーノルド・シュワルツネッガー(シュワちゃん)



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ヴァルク野村

 正式名称は「ヴァルクの村」。しかし、文字入力をするとどうしても「ヴァルク野村」と変換されてしまうことから生まれた、伝説のボディビルダー。

 今作には登場しないが、次回作の主要登場人物として期待されている。


 

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【召喚魔法を使われたマチョダ】

 彼は現実世界で筋トレ中にモカから召喚され、ジムに発生したブラックホールのようなものに吸い込まれて異世界転移しました。それから約2年間、異世界で冒険しましたが、現実世界の時間は進んでいません。なので、逆召喚魔法で現実世界に戻ったとしたら、異世界転移する前のジムの時間に戻ります。(妻や娘にとってみれば、いつものようにジムに行って帰ったとしか思えないってことです。)



【現実世界のマチョダ】

 会社員設定から探偵へと職業を変えてしまいましたが、これはもちろん、まめいえの別小説「筋肉探偵」へと話を繋げるためです。キャラの味付けが若干異なりますが、「筋肉探偵のマチョダ」と「ハズレ召喚(本作)のマチョダ」は同一人物であるとお考えください。

 ですが、「筋肉探偵の萌花もかちゃん」や「雄三ゆうさん警部」は、名前も顔も考え方もほぼ一緒のです。ま、こんな設定を書いたところで、本編には何の影響も与えませんのでご安心ください。

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