第1章 登場人物紹介と設定資料集

 第1章に登場した主要人物を紹介します。

 人物の描写については非常に少ないですので、あとの姿は好きにご想像ください。


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 モカ・フローティン 18歳女性

 金髪。背は低め。

 魔法学園歴代最高成績を修めた天才魔法使い。

【召喚獣】マチョダ・ゲンキ(属性:筋肉M)

【名前の由来】プロテイン(モカ味)


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 マチョダ・ゲンキ(町田元気) 46歳男性

 黒髪短髪。マッチョ。モカの召喚魔法によってこの世界に呼び出された。

 一応、元の世界に妻と娘がいる。なので、モカちゃんに恋愛感情はいだかない。

【名前の由来】マッチョだ、元気!


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 ユーサン・ソウンド 18歳男性

 モカと同学年、第2位の実力者。モカのことが好き。

 妄想し出すと止まらない性格。

【召喚獣】イフリート(属性:火AAA)

【名前の由来】有酸素運動

※ 個人的にはユーサンの名前が一番気に入っております。


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 スリムゥ・ディエット

 レンダ・トレニー

 リーン・ビルダ   全員18歳女性

 モカを目のかたきにしている。いじわる三人組。

【スリムゥの召喚獣】フロスティ(属性:水A+)

【レンダの召喚獣】ウィンディ(属性:風B)

【リーンの召喚獣】シルフ(属性:風AA)

【名前の由来】スリム、スレンダー、リーン(いずれもほっそりした、という意味)ダイエット、トレーニー(トレーニングする人)、ボディビルダー


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 クワット先生 40歳女性

 鑑定魔法を使った先生。審判もできる。

 昔は冒険者に憧れていたけど、怪我をして引退。先生になる。

【召喚獣】エアリアル(属性:風B−)

【名前の由来】スクワット(全身運動)


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 クランチ先生 年齢不詳男性

 魔法学園の校長先生。まだまだ謎多き人物。

【召喚獣】アルマ(属性:陽SSS)

【名前の由来】クランチ(腹筋運動)


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 カロ・リー 18歳男性

 魔法使いなのに武道家のような格好をしている。

 ユーサンにやられたけど、結構強い。

【召喚獣】アースドラゴン(属性:土AA+)

【名前の由来】カロリー


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 第2章以降に登場する人物については、各章の終わりに紹介いたします。

 以下、設定資料集です。

 こんなふざけたお話なので、細かい設定を突っ込む人もいないでしょうけど、自分の中でとりあえず整合性は保っておきたいので書いておきます。あと、自分で再度ここを読んで設定を思い出すためにも。


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【世界について】

 この世界の名前はまだ明らかになっていません。

 モカたちのいる国名もまだ不明です。周りにどのような国があるのかも、物語が進むにつれて明らかになっていく予定です。

 モカたちのいる国では六歳になると魔法学園オリンピアへ入学し、魔力を高め、魔法を習得していきます。そして十八歳になると卒業試験として召喚魔法を使い、召喚獣と契約するのです。卒業後は、自分の精霊と魔力の量に見合った職に就きます。冒険者、宮廷魔術師、料理人、建築士、農家など様々です。

 このようにして、この世界では召喚獣と魔法が生活に深く根付いているのです。

 また、この世界の人々は野菜や木の実、果物を主に摂取しています。肉はほとんどといっていいほど食べません。マチョダにとってはつらいのです。


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【魔法について】

 この世界(国)の人々は、多かれ少なかれ魔力を持っています。つまり、全員が魔法使いであるということです。ですが、魔法使い単体では魔法を使うことはできません。召喚獣の力を介さないと魔法は発動しないのです。

 基本的には魔法学園卒業前に、自分で召喚獣を召喚し契約します。ですが、それ以前――魔法学校で魔法の練習をする際には、学校で管理している召喚獣を使います。あらゆる属性の召喚獣の力を試しながら、自分に合った属性を探っていくのです。

 魔法には、初級・中級・上級・最上級……とレベルがあります。自分の魔力と召喚獣の種類によって扱える魔法が違います。例えば、第1章で登場した土属性上級魔法「メテオストライク」や火属性上級魔法「ファイアトルネード」は、ランクAAA以上の精霊しか唱えることはできません。

 また、精霊固有の魔法等もあります。第1章では登場していません。


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【属性について】

 この世界には、火、水、土、風、陰、陽の6つの属性があります。

 基本的には火は風に強い。風は土に強い。土は水に強い。水は火に強い。このような関係になっています。陰と陽はお互いに相性が悪く、火、水、土、風属性とは得意不得意がありません。ただ、得意属性だからといって絶対的に勝てるわけではなく、相手との魔力量、召喚獣や魔法のランクによっても差が生まれます。


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【マチョダについて】

 この世界とは全く異なる、魔法とは無縁の世界からやってきたマッチョです。ですので、魔力はゼロですし、モカたちのいう魔法がなんなのか理解できません。逆にモカたちこの世界の住人は、筋肉の美しさや物理攻撃といったものが理解できません。

 第1章ではマチョダはマッチョだからというトンデモナイ理由で、魔法をかき消したり、パンチの真似事で魔法障壁にヒビを入れたりしています。おそらくそれは第2章以降でも変わりません。

 マチョダのパンチはこの世界の上級魔法と同じようなもの、とご理解ください。


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 他にも新しい設定があるときには、次の章以降に紹介いたします。

 ここまでお読みいただいてありがとうございました。

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