他のかたも言及されておりますが、一行に収める手法はPCで読む人向けにはよいと思いますが、おそらくカクヨム内マジョリティのスマホアプリだと、相当短い文字数にしないと、とても一行には収まらないと思いますよ。
自分も書籍文化で育った口ですし、やたらめったら空行のある作品(空行だけで場面転換や情感を表現したいのであろう手抜き)は最初戸惑いましたが、テキストベースで可能な表現の幅を狭めるのは損だなと思ったので(ある意味縛りプレイなので)、自分なりにウェブ用の表現を工夫するようになりました。
台詞間の空行は、会話だけ拾い読みするようなライト層には読み易いのだろうと思っています。
自分の場合、二人以上の会話の応酬一往復ごとに空行を入れる規則にしているのですが、それは話者の混乱(取り違え)をしないように、無意識下に訴えてガイド(サポート)する効果を狙ったものです。
そこはページ数を意識しなくて済むデジタル媒体のヴィジュアル的な強みだなと思っています。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
これはおっしゃる通りで、このスタイルは完全にPC閲覧用ですね。もしくは縦書き変換か。
これを考えた当時はスマホを持っていなくて、タブレットで読み書きしていたので、改めてスマホで読むようになると、収まりの悪さが気になるようになってきました。
まあ神風とか、長編については開き直って現状のスタイルで書くつもりですが、スマホ向けにとなると、新しいスタイルを構築する必要があると思いますし、やってる途中という感じです。私にしても、やはりスマホで選ばれない文章だけではきついのでw
台詞についてはなるほど、対話ごとに行を。
これはちょっと読ませてもらって、違和感なければ取り入れるのもありかと思いました。長文台詞とかだと収まるのかが課題ではありますね……
むむーん。いやまあ、参考にさせていただきますよ。
スマホでの見た目のために空白改行は多様しますけど、エイルは読者の端末事に画面サイズも設定も違うからそもそも表示文字数も行もズレてるやろって思いまして、セリフ中は改行しない。
代わりにそもそも段落が必要なほど長々と喋らせない。たぶん80文字以内くらい(エイル使うエディタで3行で66文字までが目安)それで交互にテンポよく発言者を変えて、地の文で発言の意図とかはカバーしつつ会話を作ってますかね。
長々と喋ってるけど、大半は読者への説明か会話内容が複数あるのでは?
そんな風に考えてたりします。もちろん解説回とかで長々喋る必要がどうしても出れば改行とかしますけどね(^^ゞ
作者からの返信
感想ありがとうございます。
私もスマホで小説読むようになったの、わりと最近でして。
それまではタブレット使ってたので感覚わからなかったんですが、改めて色々難しいなあ、と。こだわってもどうしようもないですね、端末の違いは。
そういう意味では、この梶野式はいずれ見直さないといけないかな、と思って模索してるところです。スマホ読者に合わせるか、PC基準にすべきか。どっちかはズレるわけですしね。
私も可能な限り台詞は縮めますが、個性やジョーク入れた上で内容のあることを話させると、三行くらいにはなります。
あ、エイルさんの言う改行は、段落ごとのやつですか。
梶野式だと行渡し禁止ですから、行ごと改行ですw
発言者うまいこといればいいんですが、まあ場面にもよりますねえ。
内容的にどうしようもない時は地の文を利用して解説したりしますわ。
まあ、キャラ小説ならこれで十分なんですが、小難しい解説が必須なバトルものや推理小説だと、台詞量が増して手強くなるのはあります。処理をゲームみたく楽しんでもいますけどねw
台詞の間の改行は、まぁ気になるね〜。
けど面白かったら許せたりします。日和見。
確かに間延びする印象はあるけど、こっちも流して読むからイーブンかな。
昔は人称が固定されてないものとかも、すごい拒否反応あったんです。
ずっと一人称なのに、オチでいきなり三人称になるとか。
でもネット小説読んでるとザラにあるので、アイデアとか想いを汲み取るようにしてます。自分はやらんけど。
作者からの返信
この界隈で読んでて妥協に入るの、すごくわかります。
私も感想企画とかですんごいのを何作も読んで、いちいち指摘してたらキリがないので、もう別物だと割り切ってましたから。
それでも最後まで残ったのが、この台詞空行なんですけどねw
私も国語の教師じゃないんで、四角ばった指摘なんて、したくもする気もないんですが、そこだけはどうしても……
なので、「個人的感覚」として感想では言うようにしています。
台詞ごとに名前書いてあるやつといい勝負です。
>ずっと一人称なのに、オチでいきなり三人称
あー。ありますねえ。
わかった上で意図してやってるのか、違和感はどうなのかとか見ながら感想書きますかね、私なら。
「それ一人称でよかったやろ」だったら言うと思います。
この創作論自体がそうですが、「私はこうしてる」ですからねー。
「何かをすべきでない」とは言わない方針です。
多分。いや、たまに言うかも。
読ませていただきました!
いやぁ、自分が思いきり嫌いの部類の書き方しているかなと笑ってしまいました。
それでも感想書いていただける懐の深さが有難いですね(^^)
コメント書く前に梶野さんの既読作品を何作か確認しましたが、自分のは地の文とト書きの移りが主だったから許容範囲だったのかもと思いたい(苦笑)
横書きに直した時には自分はぽんぽん空けてしまうことがありますね。
読み返したら全部ではないみたいですが、試験的にも感覚的にも。
地の文がしゃべくっているからか、改行になるほどのセリフはあまり使わずに二言ずつくらいで区切る意識はしてます。
人の数だけこだわりが有り興味深いです。
サイトの表示形式によってレイアウトが変わるのは、気にしたことないので新鮮でした。
話し出すと多分終わらないからこのくらいで(^^;
面白かったです(^^)
作者からの返信
感想ありがとうございます😊
あーいや、つくもさんの作品はそこまででもないです。
童話的な作風だと、空行入ってもアリなんですよね。
ト書きと地の文の間の空行も全然OKです。
ダメなのは、ひたすら会話が続くタイプのラノベで、台詞ごとに一行開けてる奴とかですね。薄まる薄まる。
本当にきつかったら、感想でそう書くので大丈夫ですよ。
なんせ正直にしか書けないんですから。
なるほど。つくもさんのこだわりはそこなんですね。
だからするする読めるというのはあるかと。
こだわりは人それぞれですし、何が悪いとかはないと思います。
空行嫌いというのも、ただの私の好みですし。
逆にそういうこだわりこそ、作者の個性に繋がるので、面白い。
初心者の方にも、そういうこだわりが見付かればと思います。
あー、これは。やっぱり人それぞれなんだなあと思うんですが、最初は違和感ありまくりでした、梶野式。
実際の流通してる作品などでもカギカッコの中で段落作ってるのもあったりしますが、おっさんだからか派手に形式が変わってるのなら意外とすんなり受け入れられるんですが、微妙に変わってるとちょっと、ね。読む間が崩されるというか。
もっとも私なんかは作品には作品にあった文体が選ばれるべし派なんで、語彙の選択(いう、言う、云うとか)も体裁もその作品にあってんのが一番やろがい、とも思うので、作者の意図や選択が効果的かそうでないかは、あくまで作品に合っているかどうか、で考えるほうですw
まあ作家性とか個性とか、おそらくプロからアマまでみんなこだわるところではある筈なんだよな、と思いつつ、テキスト原理主義者(というほどでもないけど)だったりします。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
なるほど。SLOTさんは年季入った読み手ですしね。
微調整の方が違和感あるという感覚はわかる気がします。
台詞内の段落は文章ルール上、普通に存在するので、梶野式はその発展くらいなんですよね。まあ作者の個性だと思っていただければw
梶野的には逆にこっちに慣れすぎて、無改行の長文台詞見ると無性に梶野式に直したくなりますw
台詞や文章の行またぎで、頭一文字だけの行てのも絵面が嫌いで。もしかするとこっちの方が出発点なのかも。個人的なこだわりですが。
申し訳ないですが、自作については梶野式を続けるつもりなので。
まあ、あれだけ読んでいただけたなら、SLOTさんはもう慣れてると思いますけどねw
セリフの書き方、参考になります!🤓
作者からの返信
初めまして。感想ありがとうございます。
何かしら参考になれば幸いです。
ただ、本文にも書きましたが、この形式はスマホだと読みづらくなる弱点があります。使われるなら、そこは考慮しておいてください。
いずれその弱みを克服した、新型の台詞式も更新したいところです。
台詞を短くきびきび書く、という面では、今でも役立つとは思いますが。