危険感知器

@asatyan

第1話

ボケ:今日は小学生のころ自分の身に危険が迫ったら、自動的になってくれる危険感知器の話をするね


ツッコミ:うん


ボケ:その危機感知器をつけたランドセルをしょってお寺の鐘の近くで友達と待ち合わせてたときにね


ツッコミ:うん


ボケ:向こうから知らない男がやってきて、俺におそいかかってきたんだよ。そのとき、あれが鳴ったんだよね。


ツッコミ:その危機感知器がなったんだ。


ボケ:いや、お寺の鐘が鳴ったんだよ


ツッコミ:あ、お寺の鐘が鳴ったのね


ボケ:午後5時のお知らせとしてね。


そして、その男に連れていかれて、車に乗せられたんだけど、


ツッコミ:それって誘拐じゃない?ぜんぜん危険感知器役に立ってないじゃん


ボケ:その時に、男が、「目的地に着くまで、長いから、これを読め」って言って本を渡してきたのよ


ツッコミ:うん、ちょっと親切なんだね。


ボケ:そこから、車に乗って、しばらくしたら、「ゴンッ」って音がしたのね、そしたら、前の車に衝突してたみたいなんだよね。


ツッコミ:うん


ボケ:それで俺誘拐した男と前方の車の運転手から出ていって、話し合いを始めた訳よ。


ツッコミ:なんでよ


ボケ:そう逃げないで本を読みてたわけよ おもしろくて


ツッコミ:いやそこで、逃げるでしょ普通


ボケ:おもろしろくて つい しばらくしてたら、その話てた2人が話をやめて、こちらに向かってきたのよ。


ツッコミ:へぇーそうなんだ


ボケ:そして、俺を車から連れ出して、俺を誘拐した男が俺を指さして、「こいつが車を運転した。」と嘘をついていたんだよ


ツッコミ:そんな言い訳常識は一切通用しないよ


ボケ:そしたら、前方の車の運転手が俺に向かって殴ってくるかと思いきや、、胸倉をつかんでくる勢いで、「小学生が車を運転してはいけませんよ。」って諭してきたんだよ。


ツッコミ:その人も何か変やなあてか、てか、そろそろ危険感知器鳴らないの?


ボケ:しばらくしたら、事故処理のために、警察がやってきて、俺を誘拐した犯人は捕まったんだけどね。


ツッコミ:ああ、それはよかった。無傷で誘拐から脱出できてよかったね。


ボケ:そしておれは、「よっしゃこれで友達に会える」って本をランドセルにしまって


ツッコミ:まだ、本を読んでたのかよ


ボケ:その後、おれは、元居た、お寺に向かったんだけど、そしたらね、お寺の鐘の近くに友達がいたのよ。


ツッコミ:おーそれはよかった


ボケ:そして、「ごめん、大遅刻しちゃったー」言った、次の瞬間、誘拐からの脱出を祝うように鳴ったんだよ。


ツッコミ:お寺の鐘が祝福してくれたんだー


ボケ:いいや、危険感知器が鳴ったんだよ


ツッコミ:えぇー


ボケ:そしたら、友達が俺の頭に銃をつきつけてきて、「待たせすぎじゃー」と怒って発砲したわけよ。


ツッコミ:えぇー友達のほうがほんとうは危険だったのー あーそっか、男に襲われたときは、本当は危険じゃなかったってことかー てか、あんた大丈夫だったの?なんで銃で撃たれたのに生きてんの?


ボケ:まあこういう話を夢で見たんですけどね。小学生のときに


ツッコミ:夢の話だったんかい。もうええわ

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