走れ

持久走大会

休むことなど許されない。

ゴールの見えない持久走大会を、私たちはやり続けるしかない。

心が砕けそうになっても、自分で絆創膏を貼るしかない。

身体が悲鳴をあげても止まることなど許されない。

どんなに辛く厳しい道のりでも、たまにある休憩ポイントで幸福を存分に味わえばいい。

歩いたり止まったりしている人も周りには沢山いる。

それに怒りを覚えたり、諦めそうになることもあるかもしれない。

だが走り続けろ。

走り続けた先には必ずゴールがあるから。