書道を極めた元ヤンJK、型破りルーン魔術で無双する~ルーン文字では表現できない極大魔術?いや、ただの四字熟語なんすけど
鈴木貫太朗
第1章 墨染桜花、漢字魔術で無双する
第1話 元ヤン書道ガールは異世界へ
◆◆◆ ご挨拶 ◆◆◆
お久しぶりです、鈴村ルカです!!
最新作を投稿しますので、応援よろしくお願いします!!
毎日12時に投稿することを目標としておりますので、コメント、ハート、星、ご指摘でもなんでもぶつけてください!!
この物語は勢い任せに書いています!!(ちなみに反省はしてない)
全国書道コンクール、五連覇。
書道パフォーマンス甲子園、三度の完全優勝。
筆を取らせりゃ無敗伝説。令和の書の覇者、その名も――
「
壇上に立った彼女が、勝者の証である金メダルを天高く掲げ、魂の咆哮を上げた。
その瞬間、広大な体育館が揺れるほどの歓声に包まれた。
拍手、口笛、どよめき。数秒遅れて、実況アナウンスの声がかすれて聞こえた。
「……今の叫び、音割れしてましたけど大丈夫ですかね……いや、いいでしょう! 最高のフィナーレです! 墨染桜花、完全勝利ですッ!!」
やはり非常識な子だ、と眉をひそめる声もあった。が、それ以上に――
「度胸がある」
「格好よすぎる……!」
「最高にキマってた……!」
と、観客席のあちこちから惜しみない称賛が飛び交った。
高校三年生、最後の夏。高校生活のすべてを賭けた大舞台。
仲間と磨いた書道の腕前と、彼女らしい破天荒な表現――踊るように筆を走らせ、巨大な紙にしたためた四字熟語は、《驚天動地》。
その名の通り、天地を揺るがすほどの衝撃を与えるパフォーマンスだった。
閉会式後、体育館を出た彼女を待っていたのは、書道部の仲間たちだった。
「桜花ァア!!」
「やったなああああ!!」
「ほら、胴上げ胴上げ!」
「おいちょっと待て、アタイは軽くないぞ!? 重いぞ!?」
「いいからアガれェェェエ!!」
ドッと持ち上げられる体。歓声と笑い声。
まばゆい夏の陽差しの下、墨染桜花は、まるで空に飛ぶように舞い上がっていた。
誰かが泣いていた。誰かが笑っていた。
何もかもが、最高の夏の思い出だった。
──夜。宿泊していた温泉旅館の部屋。畳の上で、ごろりと転がる。
「あー、もう……体バッキバキ。でも優勝できたし、もー何も悔いはねぇや……」
湯上がりの髪をタオルでくしゃくしゃにしながら、彼女はひとり呟いた。
ふと横に目をやると、枕元にはさっきの金メダルがある。
優勝者にのみ授与される、漆黒の紐がついた金色のメダル。
そこには、堂々とこう刻まれていた――
『覇筆』
桜花はそれを手に取り、そっと撫でた。
ふっ、と息を吐き、笑う。
「ふふ、粋な字ぃ書くじゃん……最高の土産話だわ……」
部屋の外からは、仲間たちの楽しげな声が聞こえる。
もうすぐ卒業。それぞれが違う道を行くけれど、この瞬間だけは、ずっと続いてほしいと思った。
桜花は金メダルを胸に抱いて――
**ぐっすりと、眠った。**
───。
───そして、次に目覚めた時。
「マザー、マザー! この子……!」
「まあ……まぁまぁ……なんて子……。こんな寒空の下で……」
焚き火のはぜる音。乾いた草の匂い。
耳慣れぬ、けれど妙に落ち着く女たちの声が、遠く近くで混じり合っていた。
――だが、最も驚いていたのは、本人だった。
墨染桜花。江戸っ子気質の元ヤン高校生。
目を開ければ、そこは旅館の畳ではなく、夜露に濡れた草むらだった。
身体は重く、腕は妙に短く、声はか細く――なにより、全身がやたらちっこい。
『おいおいおいおい! どーなってやがんだコレ!? 手がちんまい! 口が動かねぇ! うわっ、アタイ泣いてる!? てか金メダル持ってる!? おいマジで泣きそうなのはこっちだよチクショオ!!』
ギャアギャア泣きわめく赤子――見た目は赤子、中身は書道界のヤンキー王者。
その小さな手には、しっかりと『覇筆』の金メダルが握られていた。
彼女を保護した修道女たちは、震える声で祈りを捧げた。
金色の円盤を握った赤子は、まさに「神の御使い」だと――。
「……女神フレースヴェルグよ、どうかこの哀れな子を導き給え」
『いやいやいや!!導いてほしいのはこっちだよ……なんで転生したら赤ん坊になってんだよ……! 転移じゃなくて、ガチ転生じゃねぇかぁああ!』
……と叫ぼうとしたが、その言葉はただの泣き声にしかならない。
墨染桜花、人生リスタート。
筆と金メダルを心の支えに、破天荒な彼女の異世界冒険活劇が――
**いま、幕を開ける。**
◆◆◆お礼・お願い◆◆◆
最新作の第1話を読んでいただき、ありがとうございます!!
この作品では、元ヤン書道天才ガールが、ルーン文字魔術の世界で破天荒に活躍する冒険活劇になります!!!!
ちょっとは面白そうだから応援してやるぞ、鈴村ルカ!!
と、思ってくださいましたら、
★の評価、熱いレビューとフォローをぜひぜひお願いします!!
皆様の温かい応援が、私にとってとてつもないエネルギーになります!!
鈴村ルカより
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