退屈
@tatumito
short story
退屈な授業。
本当は集中しなきゃダメなんだろうけど
つまんなすぎて思わず窓際に目をやる。
ガラス越しに見える桜の木。
もう春か、綺麗だな。
なんて考えていると肩を叩かれた。
叩かれた方を見ると
クラス全員が私の方を見てた。
そして後ろの友達に
「大丈夫?」とまで言われた。
先生からも心配されたが「大丈夫です」と言った。
私にとってはなぜか
この時間がとても長かった。
授業もいつもどおりになった。
私はまた桜の木に目をやった。
小鳥が枝に止まっていた。
退屈 @tatumito
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます