三日坊主

くろかわ

230323

 打鍵の数が少ないし、流行りらしいし、丁度良いから日記でも書いてみよう。


 この「打鍵の数が少ない」と云うのは、日付の事だ。

 四種類しか使わない日付。そこそこに珍しいのではなかろうか。もっと少ない日もあろうけれど、日付としてはそれなりに珍しい。さりとて少なすぎるわけでもなく、丁度良いと感じた。

 なので、始めてみる。

 どれくらい続くのか、はたまた一切続かないのか、その辺りは解らない。


 多分、丁度良くは終わらない。



 今は風の音を聴いている。雨が地面を叩いている。雷が出るほどではなさそうだ。窓は締め切っているから外の様子は判らない。けれど森が騒ぐ程でもなく、山が鳴るに至るまで荒れてもいない。

 花冷えには丁度良い、のだろう。



 花冷え。そう、そんな時期だ。

 三月の末と言えば咲く季節だ。花然り、人然り、時節柄多くが変化を始める。

 本当に始まるのは来月の頭であることが多い。

 蕾む時季なのだろう。


 故に、何か始めるには丁度良い。


 いつまで続くかは解らないけれど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る